丹波大納言小豆を使った和菓子。
「賀茂葵(かもあおい)」です。
つややかな小豆がたっぷり。
存在感ある小豆もしっかり甘く、おいしいです。
これはハート・・じゃなくて、葵の文様。
実物の葉を、意識して見た事はないのですが。
こんな可愛い形をしているんですね、葵の葉って。
先月末、賀茂御祖神社(下鴨神社)にお参りした際。
境内にある茶屋「さるや」で、お土産に購入したものです。
こんな袋に入っていました。
昔風のシンプルなつくり。
これが個包装。
みっつ入っていました。
美しい真紅のリーフレット。
そこに書いてあった説明によると・・。
日本最古の祭・・葵祭。
祭に関わる人は全て、葵と桂を身に付けているんだとか。
賀茂祭が葵祭と呼ばれる所以です・・とあり、これは初耳。
「賀茂葵」を頂きつつ・・。
いつか葵祭の行列をみてみたいなぁと思いました。
ありがとうございます。
下鴨神社の境内に出来た茶屋「さるや」では、申餅(さるもち)とまめ豆茶のセットを頂いたのですが、これも本当に上品な味でした。申餅、今回の「賀茂葵」とも、お土産として購入できるのが嬉しいです。宝泉堂といえば、「茶寮 宝泉」の「わらびもち」。国内産のわらび粉だけを使用したというこのわらびもちは、色も漆黒ですごーくおいしそう。前からずっと気になってます。いつか食す機会があったらご紹介しますね。。
~ある日のつぶやき~
会社勤めをしていた頃、来客にお茶を出す機会というのは結構頻繁にあった。わりと味をほめて頂く事も多かったりで、内心「ほほほー」と嬉しく思っていた・・のだが。人は繰り返し行動していないと忘れる生き物。特に私はその傾向が強いようで、すっかりその感覚が鈍くなってしまった。昔取った杵柄はどこへ・・である。結婚してからは、おしとやかにお茶を淹れるというよりも、まとめて作ってがさっと冷蔵庫・・とか、ティーバッグで一杯だけ・・ということが多くなった。しかも私自身が緑茶アレルギーというか、飲むと体調を崩すので、ますますカフェイン入りの飲み物を淹れる行為から遠ざかっている。どうしてこんな事をくだくだ書いているかというと、最近我が家で茶葉の紅茶を飲む機会が増え(堂島にあるムジカの紅茶に出会ったから。ここの「堂島ブレックファスト」は絶品!)、それを私が淹れるとなぜか味が、むむむ・・な事になってしまうから。そして夫が淹れると、びっくりするほどおいしい、のだ。なぜだか分からないが、夫が淹れた方が美味だというのは事実だ。ここで悔しいから淹れ方を研究・・とはならず、これ幸いと夫にまかせているのが私らしいかも。笑 以来、晩御飯の後寝るまでの間にちょっとお茶でも・・という時は、夫にお願いしている。それ以外の時間は自分で淹れるけども。なんにしても技術、手を使うこと、というのは、センスや勘、経験など様々な要素が絡み合っていて、不思議なものだなぁと思う。そのうちまたおいしく淹れられる時がくる・・かも。。