母が和菓子を送ってくれました。
広島にある老舗の和菓子店「平安堂梅坪 」のものです。
左が人気の定番商品「吾作饅頭」。
くるみがアクセントになったあんこたっぷりのお饅頭です。
広島にいる頃、何度これを頂いたことか・・。
以前記事でも紹介しています(この記事* )。
いつ食べても変わらぬおいしさ。
家族じゅう大好きなんです。
右は「梅坪最中」。
母は最中が大好きなんですが、私は余り好んでは食べません。
なぜなら、あの「皮」が口中にくっつくのが苦手だから。
でも折角送ってくれたんだし。ちょっと頂いてみようかな。
「梅坪最中」、実は食べるの初めてかも・・。
「平安堂梅坪」の包み紙。
渋い鶯色の地に、桃色の可憐な梅の模様という意匠。
臙脂色の紙紐もマッチしています。
ん?何か文字が押されていますね。
ちょっと間をのぞくと・・。
つやつやした質感のあんこが入っています。良い眺め。
ではいただきます。
むむむ、これは・・。
まず懸案の「皮」。口の中に全然くっつかない!
さくさくしているけれど、乾きすぎていないというか。
適度に水分があって食べやすい「皮」です。
大粒の粒あんにも合っていて美味。
あぁ、これなら大丈夫。というか、好き。大好きかも。
では続いて抹茶の方も。
こちらは白あんに抹茶が混ぜ込まれた、なめらかなあん。
さらさらしたこしあんの舌触りが、これまたいい。
おいしいです。
さくさく&しっとりで、くっつかない!
この上質な皮のおかげで私、最中を克服しました。
苦手から好きへ。この見事な転換のポイントは・・。
極めて上質で美味なる「それ」の力なんですね。うんうん納得。
ありがとうございます。
あっという間に食べ終わりました~最中二つ。お皿に出して、お茶を入れる間もなく。少し齧ってみるつもりが・・二つ完食。最中苦手なんだよな~と思っていた、数分前の私よ、どこへ行った(笑)。ゲンキンなものです。そうそう、最中に書いてあった文字、食べ終わってから気付きました。右から左へ「梅坪」と読めます。記事中の写真では分からずに持っているので、ちょうど逆さになってますが・・^^;。またひとつ、好物が増えました。。
~ある日のつぶやき~
年を重ねるごとに、魅力を感じるもの・人が増えていく気がする。前はこうでないと、というのがわりと強くあった気がするのだが・・。いろんなものや人に出会って、魅力に触れて、私の心が耕されたのかもしれない。そのうち全部良いと言い出すのではないか。その前に命が終わるのが先か後か。。