王様のおやつ、グーテ・デ・ロワ

ありがとうな毎日 seeding of the happiness 松屋銀座の地下、ちょうど真ん中の辺りにいつも数人並んでいる一角がありました。「ガトーフェスタ ハラダ」というお店です。ひょこっとのぞいてみたら、ラスクが一押し商品のよう。ラスクか・・・という感じで通り過ぎ、という事を何度か繰り返したある日、列もないし気が向いたので購入してみました。それが写真のラスク「グーテ・デ・ロワ」です。私はふんわり、しっとり、もちもちという食感が大好きなので、普段はがりっとさくさくという食感のものだと、おせんべいやおかきなら食べるという感じです。なので、ラスクは今まで余り食べた記憶がありません。さてさて、と気を抜いて食べて見たら・・・これはおいしい!フランスパンでできているラスクの上に砂糖がまぶされていて、見た目はシンプル。だけどこのシンプルなラスクは、気づくと手がとまらなくなるくらいおいしくて飽きないのです。普通の王道というようなこのラスクに出会って、今まで敬遠してきたラスクを見直したというか、再発見した気持ちになりました。こんなにおいしいものだったんだ、と。それから数ヵ月後、ガトーフェスタ ハラダさんの売り場は同じ地下の松屋通り側にある広い売り場に移転して、あっという間に長~い行列で有名な人気店になりました。いつもは行列しているお店をみても、そっか~という感じなのですが、ここは「うんうん。確かにおいしいもんね」と思って見ています。今は通りかかった時に行列がない時だけ購入しているので、その機会は前より少ないものの、食べるとやっぱりおいしくて、出会えてよかったと思うのです。

ありがとうございます。

フランスではお茶会のことを「グーテ・デ・ロワ(王様のおやつ)」というそうで

(お店のパンフより)そこから名づけられたようです。他にも「グーテ・デ・プリ

ンセス(王女様のおやつ)」というサブレもあり、季節限定で出ている商品もあ

りました。ガトーフェスタ ハラダさは群馬県の会社で、実店舗とインターネ

ットでの販売もされているようです。