小さい頃からなぜか、ラッピング用の資材~包み紙、袋、お菓子の入っている箱、シール等々~が大好きです。綺麗なお菓子の包み紙や箱、パッケージなどを集めて「宝物」にしていました。私が3歳くらいの頃、実家の階段下の隙間に入って、階段を陳列棚に見立て、宝物やお気に入りのおもちゃを並べ、おみせ屋さんごっこをするのが好きでした。お客さんは母。掃除機をかける母に私が声をかけます。「いらっしゃいませ~♪」母が無反応で通り過ぎると大騒ぎするので、母が仕方なく「これください」と指差していうと、ニコニコして「だめです!」と言っていたそうです。売らないなら、おみせじゃないじゃん(笑)!
その当時からはや数十年余り。大人になった私は、今でもラッピング材が大好きです。手作りのお菓子をプレゼントする時、お菓子を作るのと同じくらいそれらを包むのが楽しくて、容器や袋、シールを選んでいると時間がたつのを忘れます。いつもラッピングするとすぐに発送したり、プレゼントしたりするので写真を撮るのを忘れるのですが、これはラッピング途中の時に思い出して撮った写真。透明な四角いプラスチックケースは、以前買ったクッキー等が入っていた入れ物の再利用です。レース模様のテープシールでふたをとめました。この時は中にシリアルバーとクラッカーを入れています。奥の横長い木のケースはフランス製のパニムールで、もともとはパウンドとかの生地を入れて焼くケースですが、このようにお菓子の入れ物にしています。天然酵母のプチパン(よもぎ入り生地にレーズン&くるみ入り)とパウンドケーキのスライスをひと切れ、一緒に入れました。麻ひもやリボン、テープを選んでかけたり、このようにシールでシンプルに仕上げたり・・・。本当に楽しいです!ラッピング材に囲まれている時、とっても幸せ♪
ありがとうございます。
ラッピング材を購入するのは、色んなお店です。ネットショップもありますし、
ナチュラルキッチン(おしゃれな小物ばかりある¥100均ショップ)、雑貨屋
さん、銀座の文房具のお店「伊東屋」さん、浅草のかっぱ橋商店街なども
行きます。新たに買うだけでなく、お菓子の入っていた容器を綺麗に洗って
とって置いて使ったりもします。
クッキーは、乾燥剤(これも売っています)も一緒に入れ、受け取ってくれる
人の笑顔を思い浮かべながら、小さい頃に憧れたおみせ屋さんのような
作業を楽しんでやっています。