いも系は全て好きなのですが、とくによくおやつとして食べているのが写真の「干しいも」です。干しいもは、さつまいもを蒸して天日で干したもの。丸ごと干した丸干しいもと、スライスやカットして干したものがあります。今回のは丸干しいもで、茨城県瓜連(うりづら)産、とあります。そのままでも、少しオーブンで焼いてもおいしいです。好きが高じ、とうとう自分で作ってみることにしたのが昨年の初冬。簡単な作業ながら、何度か作るうち、ポイントがあることに気づきました。まず、芋を蒸す(ゆでる)時に、芋が透き通るまで火を通すこと。そうすると出来上がりの食感が良い、おいしい干しいもになります。次に、天日に干して自然乾燥させる時。これは湿気がない日が続く時がねらい目です。からっ風が吹くような晴れた日に、2~3日干したらおいしくなります。写真のように表面に白い粉が吹いたものは最高で、とても甘みのある良い干しいもです。自分ではなかなかここまでのは作れませんが・・。そうそう、作っていく中でもおいしくなりそうな、将来有望のエリートたちが出てきます。これらを特別扱いで育てて楽しみにしていたら、何も知らない夫がそれを食べてしまい・・という騒動もありつつ(笑)、自分で作った干しいもはやっぱり格別でした。素材の味が天日によって凝縮された干しいも。食べているとほのぼのしてきて、その優しい味に心が和みます。
ありがとうございます。
作り方も大体わかり、気がすんだので(笑)、今年は購入して楽しみたいと思い
ます。昨年の騒動について。あと一日干すといいかな~と思いつつザルを取り
込んで外出した私。帰宅したら夫が、「上手にできてるじゃん。おいしいよ~。」
とニコニコ笑顔で報告してきました。「もしや・・」ザルに駆け寄ると、エリートたち
はもうほとんど残っていませんでした(泣)。脱力する私と、おいしくてほめたの
に責められ落ち込む夫。今なら笑えるけど、その時は「完成してから、私も食べ
たかった・・・」とショックでした~。