数年前から、私の中でずっとブームの生姜。
今回もしょうがもの、です。
しょうが飴なのですが。
これ、ただものじゃなかった・・。
うどんや風一夜薬本舗の「特製 しょうが飴 辛味絶佳」。
うどんや風一夜薬(かぜいちやくすり)、とあるように。
こちらはもともとかぜ薬のお店。
それがなぜしょうが飴を?
どうして「うどんや」が関係あるのか・・。
疑問の答えは、一緒に入っていたリーフレットに書いてありました。
このかぜ薬が生まれた、明治初めの大阪。
かぜの早期治療に一番良いのは・・。
あつあつのうどんを食べ、薬を飲んで一晩ぐっすり眠ること。
という考えから、戦前はうどん屋さんで売られていたんだそう。
生姜の味のかぜ薬なので、しょうがにちなんだ姉妹品が出来て・・。
そのひとつが、この「しょうが飴」という事のようです。なるほど~。
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このしょうが飴、実は前からずっと気になっていたんです。
風神と、それに向かって矢を射る男のイラスト。
迫力があります。
それになんたって・・。
「辛味絶佳」という文字。
眺望絶佳・・ならぬ、辛味絶佳。
痛烈な辛さ、だけどこの上なく優れて美味。そんなイメージ。
でもなぁ、辛いってどんだけ辛いんだろ・・。
怖くて躊躇していたんです。
だけど先日、風邪のひきはじめか、のどが痛くなり。
これは一発強烈なしょうがものを取り入れないと・・。
そう思い、スーパーでちょうど目にしたこのしょうが飴。
今だ!と判断し、購入しました。
では、早速・・。
硬い。途中で噛めないくらいの硬さ。
口の中に入れて、20分ほどでなくなります。
最初は「えーそうでもないじゃん」と思いました。
あんまりからくなかったんです。でもそれは2~3分のみ。
あとの15分はひたすら、びりびり・わあぁ~っとからい。
とにかくなんの手ごころも加えない、妥協のない辛さ。
ひいぃ~と心の中でずっと言い続けるくらい・・。
でも、おいしい。
ここまでくると、これが普通になると。
他のものじゃ替えがきかないかも。
私はとうがらしのような辛みは大の苦手。
ですが、しょうがはわりと大丈夫なようです。
でも、ぎりぎり。これ以上だと耐えられる自信がない・・。
しびれる辛味!「特製 しょうが飴 辛味絶佳」。
はんぱない、しょうがのパンチ力。
ありがとうございます。
しょうが好きを自認する私も、この飴にはしびれました。からいです、とっても。しょうがについては消極的な夫。私の様子を見て、この飴に全く手を出そうとしません(笑)。その方が良いでしょうなー。食べるとびっくり、ですが、普通のしょうがものでは物足りない、もしくは、これぞ生姜という強烈な飴が欲しい、という方にはおすすめ。保存料・着色料などは一切使用されてないので、安心です。あったまり効果も期待できそう。ここまでくると、いっそすがすがしい。潔く厳しいしょうがの味を楽しめます。。
~ある日のつぶやき~
しょうが好きといっても、丸まんまのしょうがを買ってきて、スライスしたり、すりおろしたりってことはしていない。もっぱらチューブ入りのものを愛用している。これが一番無駄なく手軽に使えて便利だから。何かにつけアナログな私だけど、こういう便利なものがあるなら、なんの抵抗もなくさっさと利用する。で、よく使うから大きいチューブを買うのだが、最近減りが早い。少しでも調子が思わしくないと、ついつい使う量が増え、そしてそのおかげなのか、どうにか病院へ行くほどじゃなくやりすごせている。やっぱりしょうがって、あっため効果があって体に良いんだ・・というか、自分に合ってる食材なんだなーと思わざるを得ない。料理や飲み物など、これからもじゃんじゃん生姜を取り入れていくつもり。。