京都で、そばといえば・・。
私にとってはこれ、「にしんそば」。
あったかいかけそばに、甘辛く炊いた身欠きニシンが、どーんと。
おいしかった~。
井筒八ッ橋本舗 祇園本店。
・・に併設されている井筒茶店。
ひっそりした感じで、今まで気づきませんでした。
写真の祇園本店の右側に入口があります。
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暮れもほんとに押し詰まったある日。
夫と京都にでかけました。
こんな年末ぎりぎりに京都へ来たのは初めて。
町は喧噪とはほど遠い、静かな雰囲気に満ちていて。
嵐の前の静けさでしょうか・・。
あぁ、普段もこれくらいの人出だったらなぁと。
思わず都合の良いことを考えてしまいました。
気づいたらお昼を少しすぎた頃。
おなかもすいていたので、こちらでそばを頂くことに。
入店した時は、ちょうど3~4組のお客さんがおられました。
注文を終えたらもう、店内は私たち二人のみ。
時分どきをはずしていたからでしょうね。
静かな店内。
お店の方が出してくださった、あったかいほうじ茶。
少しずつ飲みながら、しばし待つ・・。
あ、きたきた。私たちの注文したそばがきました。
こちらは夫の「ミニ天丼セット」。
あったかいきつねうどんと、小さな天丼のセットです。
天ぷらが揚げたてですね。じゅーじゅーしてます。
私は「にしんそば」にしました。
器からはみだしそうに大きな身欠きにしん。
テンション上がります。
お店の方が「好みでどうぞ」と出してくださったのは・・。
山椒、です。一味や七味じゃないのが京都っぽいですね。
京都の薬味といって一番に思い浮かべるのは、やはり山椒。
山椒、好きなんです。
ざざん。
ちょっとかけすぎ。
では、いただきます。
まず、そばがおいしい。
ほんのり透き通ったそば。
角がたってて、のど越しするっと。
香りふんわか・・うんうん、いいですね~。
そして身欠きにしん。
肉厚で、甘辛い味がたっぷり染みてます。
いつ食べても食べ応え満点で、ほんとにおいしい。
京都の冬、あったかそばを食べるなら。
やっぱりこれ・・「にしんそば」。
ほんと、大満足のお昼ご飯でした。
あ、夫のミニ天丼ときつねそば。
タレのしみたごはんの上に、あつあつ天ぷら。
ふっくらおあげのきつねそばで、こちらも美味でした。
ありがとうございます。
この時期がこんなに静かで良い雰囲気だなんて、今まで知りませんでした。ある年のお正月1月1日、初詣に着た事があるんですが、ものすごい混みようだったので、そのギャップにびっくり。ぎりぎりの年末は穴場だなぁと思いました。右の写真は・・ローソンの入口です。八坂神社前の交差点にあるお店。あの鮮やかな青・・は全然使われてないですね。とても渋いです。やはり景観を保つための配慮なんでしょうか・・。。
~ある日のつぶやき~
相性って大事だなぁと思う。良いとこばかりの人がいないように、反対の要素だけでできてる人もいない。合うか、合わないか・・それがいろんな軋轢や幸せを生むのだ。そう考えると、幸せなのは自分と合う人に囲まれて暮らすことなのか。人格を丸くするために、研磨してくれる人と出会う・・のは若い頃だけでいいなーなんて思ってしまう。これからは、合う人と楽しくすごす時間を大切にしたい。。