私が手に持っているこのパン。
生地に、神戸の赤ワインが練り込まれているんです。
その名も「パン・オ・ルージュ」。
食べるのが楽しみ~。
まずはこれを買ったお店の紹介から。
イスズベーカリー 元町店。
マウリッツハイス美術館展を観に、先月末行った神戸。
博物館と雑貨店めぐり、一人お茶を楽しんだら・・。
すっかり日が暮れてしまってました。
お店の灯りが眩しいです。良い感じだなぁ。
夕方でもパンの種類は豊富で、目移りしまくり。
なかなか決められない・・。
そんな中、えーい!と思い切って選んだ三つがこちら。
奥のが「ハード山食」。
右のが「ショコラ・ラスク」。
そして手前のが・・。
冒頭で手に持っていた「パン・オ・ルージュ」。
「パン・オ・ルージュ」をスライスして。
ラスクと一緒にお皿にのっけました。
パン・オ・ルージュの断面。
分かります?生地が赤みがかっているのが。
これはね、ちょっと入れましたーという程度の量じゃない・・。
た~っぷり使われている感じ。
それは、色だけじゃなく、香りからも分かります。
袋から出した時もですし、スライスしたら・・。
切っていく途中の隙間から、ふわ~んとワインの香りが漂う。
これはハンパないぞ、とわくわく。
こういう贅沢、というか入れるならしっかり、という思い切りの良さ。
好きですねー。
では、いただきます。
あぁやはり。ワインの味がします。強く。
でもこれが、こたえられないおいしさ。良い!
ベリーとナッツが入っていて、ワインの風味を引き立ててます。
誰か、おつまみ持ってきてー!! 笑
そしてお次は「ショコラ・ラスク」。
夫へのお土産のつもりでした。夫がチョコ好きなので。
だけど・・私がすっかりはまってしまいました。
もちろん夫も。結果、奪い合い。笑
これねー、なんていうのか、ショコラの味わいが深くって。
がりっがりに硬くって、やみつきになるおいしさ。
「ハード山食」は・・。
その名の通り、かりりっとした表面の硬さが良い。
さっくさく、なんですよ。正統派でこれも美味。
「イスズベーカリー」。
きっときっと他にも沢山おいしいパンがあるはず。
今度またお店に行ったら、あれもこれも買ってしまいそう。
困るけど嬉しい。楽しみ。
ありがとうございます。
何にも知らずに、店のたたずまいが良いな~と思ってふらっと入りました。「イスズベーカリー」というロゴの書体も素敵。帰って調べてみたら、昭和21年創業の老舗で、新しいパンを生み出してはいろんな賞も受賞されているようです。ハード山食など代表的なパンの他、創作精神あふれるパンも沢山。「パン・オ・ルージュ」もこういった中から生まれたんですね。奇をてらうのではなく、意外性がありつつ味もしっかりおいしい、というのは素晴らしいこと。またぜひ行きたいお店です。。
~ある日のつぶやき~
どんな辛いことも厳密には、当事者でないとその気持ちは分からない、と思う。それ以外の人は、おもんぱかるしかない。自分がその人だったら・・という想定も、ある程度近しい気持ちになれるかもしれないが、やはり全然別ものだ。同じ経験をした事がある人は、多少理解できるか・・だが全く同じではないだろう。それを悲しいながらも、あきらめながらも心に留め、出来ることをするのが良いんだと思う。当事者も、それほどまでに自分を思いやってくれた事を力にして、自分が頑張るんだ、と気力を奮い立たせる。それが出来なければ、自分に向けられた思いやりに感謝して、気負わずやるべきことをやって行けばいい。自分じゃない人の気持ちは、分からない・・これは冷徹な事実だけど救いでもあるのではないか。分からないから支えることができるってのも事実だという気がするから。分かって欲しい、分かりたい・・というところでぐるぐるしないで、自分のためにも、まわりのためにも、太陽みたいな人間でいたいと思う。何もできないなら微笑んでいよう。それだけで十分だ。。