これはブルーベリーのマフィン。
ぱかっとわると・・。中にはブルーベリーがころころんっと入っています。
生地に染みた紫色までおいしそう。
かわってこちらは、桃のマフィン。
割ると中から、とろ~り顔を出したのは、桃!刻んで混ぜてあって姿は分からないもの、と想像していたので、いきなり本人(本桃?)登場でびっくり!
マフィンなどの焼き菓子を送って下さったのは、熊本のhitomiさん。
野菜や果物、小麦まで自家製の、天然酵母パンを製造・販売されています。
それぞれのアップ。”自家製”とあります。
hitomiさんの”自家製”は、正真正銘、何から何までの自家製。
桃も、ブルーベリーも、ご自宅の畑で栽培されているものなんです。
こちらはブランデーのケーキ。
袋を開けた瞬間から、ブランデーの芳醇な香りがふわぁっと広がります。
切り分けて他の支度をしていたら、私より先に夫がつまみ食いしてました。
完璧においしい、すごい・・と一人で興奮している様子を見て、うんうん、そうであろうよ・・と自分が作った訳でもないのに、なぜか「どうだ」的な態度の私。
頂いてみると、うわっほんと。味覚の角、角をきっちり抑えた安定感のある味。
重くなく、すっと頂けて、本当においしかったです。
きなことラムレーズンのマフィン。こんがりした焼き色が、いい。
きなこが入っているので、生地はうすい茶色。ラムレーズンは想像以上にたっぷり入ってます。これは不思議おいしい。きなこの”和”とラムレーズンの”洋”が一緒になって、ちょっとエキゾチックな感じ・・。
新鮮なブルーベリーがそのまま入っているマフィン。
たっぷりの桃を抱き込んだマフィン。
両方とも、焼き菓子なのに、みずみずしくて。
hitomiさんのお菓子は、素材の持ち味が生きていて、とてもフレッシュな印象。
素材の組合せも意外性とオリジナリティがあり、それでいていつもきちんとおいしい・・流石だなーと思います。
ありがとうございます。
hitomi さんのパンを頂くといつも、そのずっしりした重量感、食べたら食べただけ、いやそれ以上におなかも心も満たされる感じがします。天然酵母パンの酸っぱさが苦手で・・という方もおられますが、それはサワー種を使っているものだからかなと思います。こちらのパンは、酵母自体に甘みがあるというか、すっぱくなくて自然にすーっと体に馴染む味がします。優しくて力強いというか・・。今回お菓子を頂きましたが、お菓子もほんと、hitomiさんの味。フレッシュで軽やかで優しいおいしさ。食べ物は食べたら消えるけれど、食べ物は作り手・その人を表現する、唯一無二の素晴らしいものだ、とつくづくそう思います。。
~ある日の私(番外編)~
父がずっとはまっている家庭菜園。鳥や虫との丁々発止が日々繰り広げられている様子。母や私から見たら父の施すガードが的外れなので、そりゃ鳥も虫も自由に食べにくるよね~という感じ。先日も、いよいよか、もうすぐか、と収穫のときを心待ちにしてようやく出来た冬瓜を、カラスにがっつりかじられたそう。落胆、怒りがないまぜになり、少々荒れていたらしい(笑)。母が早速そのかじられた冬瓜の画像を写メしてきた。もう、父には悪いけど可笑しくて。次はどんな栽培日記が送られてくるか、楽しみ。。