このお菓子、ちょっと面白いんです。
まず商品名を・・。
「五勝手屋丸缶羊かん」といいます。
北海道にある、五勝手屋本舗というお店のお菓子。
小豆ではなく、金時豆を使った羊かんというのが珍しいんだそう。
へえ~。ではでは早速頂きましょう。
この頂き方が面白い。
切ってない丸まんまの羊かん。
通常だと包丁を用意しないといけません・・少々めんどくさい。
この羊かんだと、その手間はいらないんです。
ふたを開け、サイドについてる糸を引き出します。
押し出しやすく、上の硬い砂糖部分をもみほぐしたら・・。
下から、羊かんを好きなだけ押し出します。
糸をくるっとかけて。
ひっぱりながら一周・・。
はい、切れました。
たった一本、されど一本。この糸が大事。
これがあるから、こんなに手軽に羊かんが食べられる。
そう思うと偉大な存在ですね、この糸。
肝心の羊かんのお味は・・。
渋みが一切なくて、なめらかでおいしい一品。
食感だけでなく味もしっとりしています。美味。
さて、よきところでふたをして・・。
続きはまた後で。
夫が面白がって、次・次・・と切って、はっとしてました(笑)。
そうそう、とまらなくなる感じなんです。楽しくて。
そのままかぶりつく人もいるかもしれませんが・・。
便宜上つけた一本の糸が、思わぬ楽しさも演出してくれる。
糸を使って切りながら食すという「五勝手屋丸缶羊かん」。
レトロなパッケージ、独特のおいしさ、食べる方法の楽しさ。
魅力満載で、あなどれないお菓子です。
ありがとうございます。
普段食べているのは小豆の羊かん。だから余計にこの金時豆の羊かんの味わいが興味深かったです。渋みの一切ない、まっすぐな味。あっさりしていて、いくらでも食べられそうな感じなんです。おいしかったな~。日持ちもするし、持ち運びにも便利だし、何より余分な道具一切なしで食べられて、その方法がちょっと楽しいときたら、なかなかの無敵さだと思うんですよね。初めてみかけて購入しましたが、これ、気に入りました。。
~ある日のつぶやき~
昔むかし中学・高校の頃、よく友達と手紙のやりとりをしていた。プリントのうら、メモ、いらない紙のきれっぱし。中学生の頃なんて、手紙に加えて交換日記もしていたなぁ~何冊も。よくあんなに書くことがあったことだと思う。今となってはこれも遠い昔になるが、当時の手紙は全て処分してもう手元にはない。だけど処分する前にちょっと読み返してみた時びっくりしたのは、なんと取るに足りないことで悩んでいたんだろう~ということ。といっても、やりとりしていた頃は真剣そのもの。悩み、考え、相談し、あらゆることに一喜一憂していたのだ。今なら全て受け流し、心に一片の傷さえ残さないだろうこと。それら全てが、嫌だと思った出来事が、なんだかいとおしく感じた。生きていればいろんな人やものにもまれる。知らないうちに強くなり、じわじわとたくましさを身につけていくものなんだろう。傷つく心・大切にしたい心は深くしまいこんでおき、口笛ふきながらふふふ~んと生きて行きたい。悩む時はその都度しっかり悩めばいい。近道はない。うだうだ考え、ぐるぐるしながら、ちょっとずつしぶとく上に上がっていく。。