生姜糖、來間屋生姜糖本舗@島根県出雲市

ありがとうな毎日 seeding of the happiness

新宿タカシマヤの地下で見つけて購入したのは写真の「生姜糖」。製造元は、島根県出雲市にある「來間屋生姜糖本舗」という創業300年にもなるという老舗です。出雲特産の「出西生姜」と上白糖を炭火で煮立てて作ったというこちらの商品、江戸時代からずっと手作りされているそう。

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外装の全体はこんな感じ。本体の、両端をねじった包みといい、素朴で古風な印象です。生姜好きなので今回気になって購入してみました。

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日にかざすとキラキラと粒子が光って綺麗・・。シンプルな材料で作られた品はどこか懐かしい味。心を込めて作られているからか、生姜特有のぴりっとした辛みまで、優しく砂糖の甘みに寄り添っていて、舌を刺激しません。生姜の余韻が心地良く、とてもおいしい一品。万人受けする生姜菓子・・、そんな感想を抱きました。

ありがとうございます。

ありがとうな毎日 seeding of the happiness 実はこちらの生姜糖、知ったのは随分昔のこと。けれどお店に行く機会がなくて未食のままでした。その間、伊勢神宮参拝の折におたふく顔のイラストが描かれた生姜糖を食べてお土産にしたり、他にも旅先や近所のお店で色々な生姜のお菓子を食べながら今に至り、その存在もすっかり忘れていました。今回新宿タカシマヤで見つけて「あー、これは気になっていたあれではないか!」と思い出した、という訳です。こちらのお店のように江戸時代からある、という商品に出会うと、私の頭の中ではいろんなシーンが広がります。ちょんまげ姿のお侍、町人、町娘たちも同じものを食べていた。そして、こんな風に目を細め、舌で至福を味わいながらすごしたんだろうか・・と、しばしトリップしてしまうのです^^おいしいものを堪能し愛でる気持ちは古今東西変わらない、そのことに安心し、共感し、感動を覚えます。いにしえの人々も愛した歴史ある品、その味を守るお店の方に敬意を表し、おいしいおいしい幸せだーと感謝しながら頂いていきたいです。。

~ある日の私~

雑事に追われ、せかせか道を歩いてたある日。向こうから園児たちのお散歩の列がやってきた。帽子をかぶったちびっこが小さな手をつないで2列になって・・。よちよち歩きのおちびさんたちは、先生の押すころころ車にのせられている。はわわ~なんて可愛いんだ。通り過ぎた時にふと気づく。あ、心が軽くなってる!明るいパワーを分けてもらったみたい。ありがとう^^