神楽坂のフレンチレストラン「ラリアンス 」
でランチを頂いてきました。
写真はメインの魚料理で、
山口産の真鯛のポワレです。
うろこに見立てたアーモンドが
ぱりっと香ばしく、見た目も楽しい一品。
マスタードの風味とバルサミコ酢が
鯛の白身によく合い、
下に敷かれた石川県産の瓜が
しゃりしゃりした食感で面白いです。美味。
２層階吹き抜けの高い天窓から降り注ぐ
明るい光。
完全な室内ですが、風を感じる気持ちの良い
「中庭」にテーブルがある様な雰囲気。
席間も広く居心地が良いです。
ラリアンスのエントランス。
すーっとまっすぐ上へ伸びたエスカレーター
にのると、気持ちも一緒に高まります。
席に案内され、
手渡されたメニューがとても素敵でした。
手触りの良いベージュのベルベット素材、
しっかりした作り・・。
メニューを見るのも楽しみにしているので、
こういうところにも手を抜かないのは
さすがだなと思いました。
こちらのランチ、たとえば今回頂いた
「美食の歓び」コースだと、
アミューズ、前菜、スープ、魚料理、
グラニテ、メイン（肉料理）、デザート
（ワゴンサービスで好きなだけ）、
コーヒーor紅茶、
これにワイン等の飲み物２種がついて
税込・サービス料なしで￥４８００。
いいの？ってくらいお得だと思います。
下段中央は、夫が気に入っていた、
自家製のホイップバター。
ほのかな塩味がふんわり軽いバターの
甘みを引き立てていて、
ライ麦パンにもぴったり。
とてもおいしかったです。
この日のアミューズ（上段：左）は
トマト・モッツァレラ・生ハムに爽やかな
ポロ葱のジュレが添えられたもの。
上段右は私の前菜。中段左は夫の前菜。
同じように見えますが、夫のはメニュー通り
バスク豚とその背脂が使われていて、
私のは脂身が苦手な私のために、バスク豚を
仔兎（こうさぎ）と手長エビにかえて、
さらにあっさりと蒸して作って下さいました。
最近フランスでは肉と魚をあわせた料理が
よく出てくるとのお話で、こちらもそれを
意識したものとのこと。
ご配慮に感謝しつつ、おいしく頂きました。
黄色いじゃがいもはほっくり甘い
「インカのめざめ」。
紫色で、ワインの風味がするビオレット
マスタードが、きゅっと味を締めてくれます。
スープは人参のポタージュ。
ほんのり香るバターが人参の甘さを包みこんで、
ほっとするおいしさ。
下段はトップでご紹介した鯛のポワレ。
バルサミコ酢をつけて・・。
お口直しのグラニテは洋梨が使われていて、
適度な冷たさと甘やかさでさっぱりと。
メインの肉料理は、
オーストラリア産の牛フィレ肉のソテー。
きのこを細かくしたデュクセルというソースと
栗の風味がする泡のソースが一緒になると、
口の中は一気に秋の風情・・。
ゆったりと、楽しく、無心にここまで
食べ進みました。次はいよいよデセール。
長くなるので続きは明日・・。
今回のランチ、実は「ラリアンス 」の姉妹店である「銀座菓楽 」で先日行われた「１０００人で新商品をつくる 」キャンペーンで当たったランチペア券で頂いたもの。ＰＣ上の当選発表で自分の番号を見つけた時は、驚くやら嬉しいやらで思わず声を上げてしまいました。ほんとに感謝、感謝です。銀座菓楽さんでおいしいスイーツを頂くようになってから、いつかラリアンスにも伺いたい、とずっと思っていたのですが、こんな形で実現することになって、とっても嬉しかったです＾＾♪
～ある日のつぶやき～
植物の体内時計ってすごいなと思う。つい先日もふと、本当にふと香り始めたキンモクセイ。その日からいっせいに花開いたとしか思えない突然さ。だけどそれがいつだって嬉しいんだな・:*:・(￣∀￣)・:*: