カールした花弁も見事な大輪の菊。
奉納された菊の花を見ると・・。
あぁもう初冬なんだな、と思います。
住吉大社。
夫が「すみよっさん」にお参りしたいというので・・。
先月末、行ってきました。
摂津国の一の宮「住吉大社」は、鎮座1800年超の古社。
全国2300社余りの住吉神社の総本社でもあります。
伊勢神宮などと同様に、20年ごとの遷宮を行っている・・。
というのは、今回初めて知りました。
伊邪那岐命(イザナキノミコト)=日本神話に出てくる男性の神、が
黄泉の国のけがれを祓う禊祓いのため海に入られた時に生まれた
底筒男命(そこつつのおのみこと)
中筒男命(なかつつのおのみこと)
表筒男命(うわつつのおのみこと)が、ここ住吉大社のご祭神。
神功皇后も鎮座されています。
新羅遠征の際、住吉大社の力を頂いたご縁に依るものなのだそう。
とても良い天気。
10月だし・・と思っていたら。
もう七五三のお参りに来られている家族が数組。
11月!と決まっている訳じゃないんですね。
大人世帯の我が家、子供関係の行事には疎いです。
自分がお参りした時のことを思い出しました。
遥か遠い昔・・。
ばびゅん。
アンパンマンは変わらないなぁ。
手と口を清めて・・。
国宝である御本殿に向かいます。
こちらに引っ越してきてから初めてのお参り。
どうぞよろしくお願いします・・とご挨拶してきました。
境内には、綺麗なおべべを来たちびっこ達がいっぱい。
親族の笑顔がまわりを囲んでいます。
みんなこうして成長を感謝し祝福されて、大きくなったんですね。
七五三参りに・・と奉納された菊の花。
一緒に記念撮影をしている家族の波が途切れません。
そんな中、誰もいない一瞬を逃さず、パシャ。
30年以上前に七五三を終えた、元(もと)ちびっこ・・。
私も夫に撮影して貰いました。
七五三と菊の花。
初冬の「住吉大社」は七五三と菊の花でとても賑やか。
佳き日のおすそ分けに与ったような幸せ気分になれました。
ありがとうございます。
こんな風に、記念撮影用の設えがあちこちにしてありました。なんとも心憎い演出。関西に引越す前は、明治神宮で奉納菊花を観るのが毎年ほんと楽しみで・・。今年はすみよっさんで、艶やかな菊の花を堪能できました。感謝。。
~ある日のつぶやき~
七五三の思い出といえば・・「千歳飴」だ。これが欲しいがため、これが貰えると聞いたがため、嬉々として神社にお参りした。三つ子の魂百まで・・を体現しているというべきか、くいしんぼの萌芽はこの頃から・・ということだろう。綺麗なおべべを着て喜んだのは一瞬。あとは、神社で授かった「千歳飴」をためつすがめつ、早く食べたいなーと袋に描かれた絵を何度も見ていた記憶しかない。今回出会ったちびっこたち、自分の手に千歳飴を持っている子は余り見かけなかったような・・。私みたいなくいしんぼがいなかったのか、千歳飴への興味が薄いのか・・。ともあれ、今もちゃんと千歳飴があるのを見てなんだか嬉しくなった。もう貰えないけどね。。