クッキー・・ではなく、これはケーキ。
「ロシアケーキ」という名の洋菓子です。
京都、寺町通りにある「村上開新堂」。
扉に手をかけると、金具に刻まれた文字が目に入りました。
「をす」・・?あぁ、押すってことか。
書体、使われている字、全てがレトロで味わい深いです。
箱入りのクッキーは注文後、数か月して自宅に届くという品。
訪れたのは先月下旬だったのですが・・。
今注文すると一月末になります。とのこと。
ちょうどお歳暮の時期もはさんでおりますので・・とお店の方。
こちらはまたの機会に。
という訳で、この日はロシアケーキを三つほど購入して帰りました。
入っていた袋。こちらは外側のビニール袋。
「レーズン」
「アプリコット」
「ゆずジャムサンド」
どれもおいしかったです。
夫が休みの日、二人で食べました。
どれが一番好みだったか、同時に指差したところ・・。
この「ゆずジャムサンド」で意見が一致しました。
しっとりさくっとしたクッキーの中に入ったゆずジャム。
これが良かった。
さっぱりしてて、クッキー生地にマッチしているんです。
京都で一番古い洋菓子店だという「村上開新堂」。
今度は箱入りクッキー・・の前に。
池波正太郎も好物だったという期間限定のみかんゼリー。
「好事福廬(こうずぶくろ)」を頂いてみたいです。
ありがとうございます。
「好事福廬」は11月からの販売。この日は10月だったのでまだでした~残念。そうそう、ロシアケーキを買ったら、銀色地に白抜きで模様が入った紙袋に入れてくださったのですが、その模様が面白かったんです。エジプトの壁画みたいな感じで・・。紙袋の意匠について、今度訪問した時に訊いてみようかな~。。
~ある日のつぶやき~
昔ながらの洋菓子店で「ロシアケーキ」または「○○ケーキ」と名付けられた商品を見て、これは今だと「クッキー」なんじゃないかと思うことがよくある。これはきっと何か由来があるはず、と思って調べてみると・・。あるお店の方がロシアで食べたお菓子を日本で再現してみたのが始まりで、そこからきているのではないか、という説があり、ふむふむ、と思った。製法や材料うんぬん、より、イメージというか洋菓子という大きなくくりで名付けられたのか。名前の由来って興味深い。。