でっかい玉子焼!
これを今から食べるんですが・・その前にお店をご紹介。
鎌倉・小町通りからちょっと入った路地。
こんなたて看板が出ていました。
玉子焼「おざわ」。
店名にあるように、玉子焼が有名なお店。
先月鎌倉へ行った時に訪問しました。
土日は大行列なんだとか。お店は二階にあります。
説明書きによると、階段下で待たないといけない。
そのため、中の様子は分かりません。
平日のこの日、二人並んでおられました。
これならいけるかな、と列に続く私。
有難いことに、私の前にいた常連さんが色々教えてくれました。
・店内はこじんまりしていて、席は10数名分。
・注文してから焼き始めるので、時間がかかる。
よって待つことになる。入店時も同じ。
だが、タイミングによってすぐ入れたりもする。
・大体みんな「玉子焼御膳」を注文する。
・でも、男性だと量的に物足りないかもしれない。その場合は・・。
玉子焼のついてない「とりそぼろご飯」と、単品の玉子焼。
この組合せで注文する男性も多い。
もうもう、「へぇ~」「なるほど~」の連発です。
あ、お客さんが二人出てきた。私の前の二人が上がられました。
それから私の後ろに並んだおばさま二人。
「あなた、今日はあじさい撮ったの?」
私の提げているカメラを見て訊ねられました。いえまだ、と言うと。
「一人旅なんてすごいわー。私なんて、一人でごはん食べるのも
できないんだから。」とおばさま。
いや、そんなすごい遠くから来た訳じゃなく、旅でもないんです。
・・と言う隙もなく(笑)。
一眼レフ提げて、大きなカバン持ってるから仕方ないか。
そうこうしている間に、ぞくぞくとお客さんが下りてくる。
待ってる私たち全員、わりとすぐ入店できました。
ラッキー♪(なんだそう。by おばさま情報)。
二階の入り口。
入店すると、一人客はカウンターに案内されました。
二人組の人たちは座敷かテーブル。
確かにこじんまりした空間ですね。
カウンターの前は壁。
そこに手書きのメニュー表が貼ってありました。
注文はそこにいた全員が「玉子焼御膳」。ま、そうなりますか。
ここから待つわけですが・・。
店内なんだかしーんと静まり返っています。
私含め、一人客はカウンターに横並び。
壁に向かって座っていると、なにやら修行僧のような気分に・・。
(修行したことないし、僧でもないけど。笑)
空腹のため、永遠にも思える待ち時間が数十分すぎた頃。
あ、きたきた!
「玉子焼御膳」の登場。
ごはんとなめこの味噌汁つき。
では・・。
わーなにやら、おだしがしみ出してきた。
見た目で想像していた以上に、すっと箸が入ります。
心の中で、うわ・うわと言いながら、持ち上げる・・。
玉子焼、ふわふわ。
いただきまーす。
柔らかい・・甘い・・うんうん、おいしい。なるほど~。
なんというか、玉子焼の王様、という感じ。
威風堂々、貫禄がおだしと共に滲み出ています。
普段そんなに甘い玉子焼を食べ慣れていないので・・。
私には若干甘めに感じましたが、存在感のある美味です。
全て頂いたら、結構な満腹状態。
並んでる人がいるかもしれない・・食べたらさっと立ち上がります。
後ろの座敷席にいた、例のおばさま二人。
「良い旅を~」と笑顔で手を振ってくれました。
なんだか楽しい気分で、にこやかに手を振り返してお会計。
ありがとうございます。
テレビで鎌倉特集をやっているのを見ると、結構な頻度で紹介されているのが今回のお店、玉子焼「おざわ」。大きな玉子焼のイメージのみがインプットされていて、場所も知らず、予備知識もなく。歩いていたら、こんな感じの簡単な案内板が出ていたので、それに従って進み、たどり着けました。入店までの待ち時間と、注文してからの待ち時間があるので、訪問するとしたら、時間に余裕があって余り人が並んでいない時がいいかもしれません。鎌倉編、続きます。。
~ある日のつぶやき~
電車に乗っていて座れた時。私はぼーっとしているか、目を閉じるけど寝ていない、という事が多い。くったくたでついうとうとすることもあるけど、爆睡するほどじゃない。なので、身も世もなく、というか余りにも無防備にぐっすり眠り込んでいる人を見ると、すごいな~と思う。真上を向いて、口も開けて(!)る人や、隣の人に完全に身をもたせかけている人。下に向けた頭がぐらんぐらん揺れている人。などなど。よっぽど疲れているか何かなんだろう。にしても・・。公共の場で完全に眠ってしまうって結構怖いような・・。それともこっちの方が気にしすぎなのだろうか。。