熊本のhitomiさん から届いたシュトーレン。
シュトーレンは、クリスマスが近づく時期に食べるドイツのパン。
でもこれ、普通のシュトーレンとはちょっと違う、のです。
じゃじゃん。
この断面を見てください。
ほんのりパープルがかっているの、分かりますか?
むらさき芋が入っているので、その色が出ているんです。綺麗~。
頂いてみると、まずスパイシーな香りがふわっと口に広がります。
とってもしっとりした質感。天然酵母ならでは、ですね。
そこにナッツやドライフルーツの味が加わって・・。
これはおいしい!お、栗も入ってる。
ナッツに似た香ばしさとほくっとした食感。相性いいなぁ。
具沢山でリッチだし、香りが良いから気持ちもぐんと豊かになる・・。
パッケージ。
クリスマスらしい赤のリボン。
手にしっくり馴染む、和紙で包まれていました。
日ごとに風味が増しておいしくなるシュトーレン。
少しずつ食べ進めながら、クリスマスがやってくるのを楽しみに待つ・・。
というのがもともとの成り立ちのようです。
hitomiさんオリジナル「むらさき芋のシュトーレン」。
見た目の色もキャッチーで、具沢山かつ美味。
もったいないから少し・・あともう少しだけ切ろう・・。
味見のつもりが、はっと気づいたらひとりで3分の1食べてました。
あわわ、いつの間に・・。でもね、思うんです。
これくらいおいしくなくちゃ、クリスマスの到来をわくわく待てないわ~と。
生地が育つ速度で、少しずつ楽しむのもいいけれど。
あっという間にたいらげちゃうくらい、おいしいシュトーレンに出会うのって
この上なく幸せなことなんじゃないかな。
ありがとうございます。
少しずつね・・と思っていたのが、書いた通りの状態になりました。全部ひとりで食べられたかも、なんて(笑)。hitomiさんのシュトーレンは、こう、どかーんと濃い感じではなく、しっかりした質感と味の深みがありながら、とても軽やかな味がするんです。だからどんどん食べられてしまうんじゃないかと・・。でも食べてる途中で、はっと気がついて良かったです。でないと、楽しみに待っていた夫に怒られるとこでした^^;。とはいえ、シュトーレンって今は、この時期ならいつでも好きな時にどんどん食べても良い感じしませんか?店頭でも今月初めにはもう沢山見かけていたし。きっと、それぞれが好きなように食べて楽しんだらいいんでしょうねー。と都合良く解釈してみる(笑)。。
~ある日のつぶやき~
シュトーレン、食べた事は何度かあるけれど、作ったことがない。私が作るパンは食事のお供になるパンだというのもあるし、この時期作るとしたらクッキーやケーキになるので、今までシュトーレン作りにご縁がなかった。だけどこれ、作る過程もきっと、食べることと同じくらい楽しい気がする。その人・その家ならではのシュトーレンというのがドイツにはあるんだろうなー。食べ比べしてみたい。。