元気が出る、黄の色をしたおまんじゅう。
あわまんじゅうです。
伊勢丹新宿店の地下食料品売り場。
ここの催事スペースに出店していたお店で購入しました。
福島・柳津にある「小池菓子舗」さんです。
頂いたパンフレットを撮ってみました。
お店の外観はこんな風になってるんですね。風情があります。
もくもく出ている白い湯気がいいな~。
この日も売り場であわまんじゅうを蒸しているところが見えました。
まんじゅうは3種類。先のあわまんじゅうのほか。
栗入りの栗まんじゅうと、黒糖あん入りの茶まんじゅう。
それぞれ2つずつ買いました。
ぱっかん。
このずしっと持ち重りする感じがたまらない・・。
ではでは。
栗まんじゅうはごろんと大きな栗がいっこ入っています。
まわりは白あん。これは満足感大ですね。
茶まんじゅうはしっとりした黒糖のあんがたっぷり。
こしあんでなめらかな舌触り。風味がいいです。
あ~二つとも、甲乙つけがたいおいしさ。
私が一番気に入ったのはやっぱりこの、あわまんじゅう。
中にあんが入っています。蒸してあるのでふっくら、やわやわ。
気持ちの和む、おいしさです。
柳津の名物だというこの、あわまんじゅうの起源は・・。
180年ほど前、福満虚空蔵尊が大火にあった時。
二度と災難に「アワ」ぬように、とアワともち米を使った饅頭を作って奉納
したのが起りとのこと。
実演販売で見た、おとうさんのリズミカルな動きが印象的でした。
小さなおちょこにあわを入れ、中心にあんを押し込んで、ぽこっと返す。
こうして一つ一つ手作りされているんだな~。
そう思うと滋味深い味もさらに増します。ご馳走様でした。
ありがとうございます。
ご年配の方々を中心に10人くらいの行列が出来ていたのですが、わりとすぐ順番がまわってきました。待っている間、あわまんじゅうを形作る作業に目が釘付け。テンポ良く、ぽこぽこっと生み出されるあわまんじゅう。おちょこみたいな容器だなーと思ってよく見たら、高台もついてて、ほんとにおちょこ。びっくりしました。。
~ある日のつぶやき~
我が家にはとっくりとおちょこがない。ワインでも日本酒でも、飲むなら小さな和風のグラスが定番だ。たまにしか飲まないのでそれで十分。小さい頃は父が晩酌をしているのをよく横で見ていた。日本酒の時はとっくりとおちょこ。何回もおかわりするのに、どうして小さいコップ(おちょこという名前は知らなかったから)なんだろう・・と思っていたのを思い出す。器の大きさで味が変わる、なんてこともまだ知らなかった頃の話。。