大人になってから好きになった物に、納豆と梅干しがあります。あんなに苦手だったはずなのに、今ではもうその時の気持ちを思い出せないほど。そしてその梅干しを自分で作る日が来るなんて、人生って面白い!前に住んでいた家はベランダが広く屋根もしっかりあって、梅干し作りには助かっていました。今の家はベランダや屋根が小さめなので、作るのはお休みしています。(その代わり前より見晴らしはいいです~)私の梅干しは紫蘇を入れない白梅干しで、梅と塩だけで作っています。梅酢もできたので、色んな料理に使いました。毎日梅を見て状態を気にかけ、育てているような感覚で作った梅干しは、ビンを抱きしめたいほどかわいい存在。年数がたった梅干しはとても上質なものになり、体の調子を整えると言われているので、今もいくつかは保存しています。おすそ分けしてみんなにも喜んで貰えました。やってみると意外に簡単で楽しい梅干し作り。いつかまた再開したいな♪
ありがとうございます。
<梅干し>
梅1キロに対して塩を180g(~200g)入れる、昔ながらの梅干しです。焼酎や
食品消毒用のアルコールを使って、消毒しながら漬けました。作り方は、いろんな
本やネットに出ていると思うので、自分の好きな作り方でいいと思います。梅酢が
早くあがるように、塩の入れ方を考えたり、面倒がらずに下処理(なり口のホシを
とる、など)をきちんとしておくと、私の時はカビが出たりすることはありませんでし
た。天日干しをするまで、毎日梅を見ては、かわりはないか~と気をつけて・・・。
梅酢があがる頃にはフルーツみたいな良い香りがします。梅雨明けの快晴の日に
天日干しをし、完成間近のあったかい梅干しをつまんで食べるのがとっても幸せ♪
な瞬間。自分で作った時にしか味わうことの出来ない贅沢な味です。