今住んでいる町の氏神さまに、よくお参りに行っています。氏神さま以外で私が一番お参りに行っているのはここ「明治神宮」です。初詣客日本一で知られる明治神宮も、祭事がない日はゆっくりと自分のペースでお参りすることができます。参道の木々が落とす影の中を、砂利を踏みしめながら進んでいくと、少し曇った気持ちの時でもいつの間にか、す~っと晴れていく気がします。こちらのおみくじは、他の神社のように大吉・・とかではなく、明治天皇と昭憲皇太后がお作りになった詩文や和歌が書かれていて、「大御心(おおみごころ)」という独特のものです。これがとても好きで、初めて明治神宮にお参りした時に頂いた大御心は、今でも大切にしています。大御心以外にも、明治天皇の御製(ぎょせい)と昭憲皇太后の御歌(みうた)が参道などに何箇所か掲げられています。写真は、参拝して南参道を歩いて帰っている時に撮ったもの。帰りにここを歩いて鳥居をくぐると、なんだか生まれ変わったような、もう一回新しい自分になれたような、そんな気がするのです。
ありがとうございます。
小さい頃は訳も分からず、学生の時は困った時だけ(笑)、神社にお参りに
行っていました。だけど今は・・・神社にお参りする機会を持てる、それは今
自分が生きていて、その場に行ける体の状態である事、途中で何事もなく
無事に着けたということ、など当たり前に見えて当たり前じゃない、いろんな
巡り合わせがあってこそだと思っています。(我ながら変わったものです)
だから、いつの頃からか、お願いというより、お礼・感謝の気持ちを伝えたく
なってきました。氏神さまにはお礼とちょっとした報告(今日こんな良い事が
ありました、今度こんな楽しい予定が入りました~嬉しいです、などなど)を
したりして、しょっちゅうお参りしています。
明治神宮には御苑があって(入場料要)、ちょうど今月は菖蒲田の花菖蒲が
見られますし(これはまだ見た事ないんです)、さらに進むと「清正井」という
湧き水の井戸があります。この井戸には数回行きました。ものすご~く透き
通っているので、本当に水が湛えられているのか、何度も目をこらして見た
ほど。ここは一見の、いや何度でも見る価値あり!だと思います。