今回は、
私の興味ある場所をめぐる散歩。
以前、広島出身で、
夭折した棋士 村山聖(さとし) 九段
について書かれた本を読んだ。
その時から、いつか
村山さんの暮らした町や通った場所を
みてみたいという思いがあった。
先日、ちょうど福島にあるお店
(「ガレリア」*)へ伺ったので、
この機会に・・と、ようやく実現。
とはいえ、
数分歩くだけでも危険を感じるほどの
酷暑。
なので、ここから少し距離のある
彼の自宅だった場所は割愛し、
関西将棋会館と、 よく行っていた
という食堂だけを外からそっと見学
することにした。
この日ランチした「ガレリア」の南西
10分ほど歩いただろうか。
「関西将棋会館」の建物。
入り口。
福島駅ガード下にある、
よく通っていたという食堂「更科」。
彼の定番だった「焼き魚定食」を
食べてみたかったが、今回はもう
ランチ後だったので見送り。
短い時間だったが、
彼の暮らした町を歩き、
通った場所やお店をめぐることが
できて、感無量。
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自分に与えられた条件
(身体的なものもすべて含む)
の中でせいいっぱい、
一瞬一瞬に命を懸けて生きた
彼の姿・・。
人生とは密度、濃さなのだと
教えてくれるし、力になる。
そして自分を振り返るよすがとなる。
漫然と生きていないか。
本当に大切にしたいものを大切にし、
本当にやりたいことだけに
注力しているか。
彼の生き方を知らない人は、
関連本を読むなどして、
その生き方の一端にぜひ触れてほしい。
11月には映画も公開されるとのこと。
私も観に行きたいと思う。。
*私が読んだ本*
「聖の青春」大崎善生 著
<講談社文庫>
ちなみに私、将棋は全く分からず。
分からないまま「3月のライオン」も
読んでいる。彼がモデルではないか、
といわれているあの登場人物も好き^^。。