「琥珀流し」を頂いてきました。
9月なので、蜜は「ぶどう」。
日に透ける紫が綺麗で・・。
京都の大極殿本舗 六角店に併設されているのが、甘味処 栖園。
和の甘味を頂くことができます。
寒天に特製の蜜をかけた「琥珀流し」は、蜜が毎月変わるとの事。
全部味わってみたいなぁと思いつつ、最初に頂いたのは・・。
9月の「ぶどう」でした。
窓から見える坪庭。
窓から入る日の光が、ゆらゆらと優しく寒天の上で揺れていました。
蜜のまろやかな甘味となめらかなのど越しがいいです。美味。
すっきりと美しく・・。
「琥珀流し」は名前も姿も美しい甘味でした。
じりじり、かっかと、燃え盛るように・・とにかく暑かった9月のある日。京都へ行ってきました。体の中から涼しくなりたくてまず向かったのが、今回の「甘味処 栖園」。琥珀流しは見た目からも涼しさを与えてくれて、食べてもなお、爽やかな印象。毎月変わる蜜・・という趣向もいいですね。また行ってみたいなーと思います。京都歩き、続きます。。
~ある日のつぶやき~
先日スーパーのレジで会計を済ませ、買ったものを袋に入れていた時のこと。目の前で、年配のご婦人がレジの人と話をしていた。「一人で家におったらな、全然しゃべらへんねん。こうしてここきて話すんが楽しみなんよ」とのこと。会計をする短い間、にこやかに言葉を返すレジのおばちゃんと話が盛り上がっていて、いいな、と思った。働いていたり、専業主婦でも子供関係でつながりがあったり、だと一日に誰かと話す機会は何度もある。夫婦二人でもそうだ。だけど、年をとり、一人暮らしになった時。このご婦人のように一日のうち誰とも話さないということは、結構あるように思う。そんな時、ちょっとした顔見知り・・よく行くお店の人となんでもない話をするのが、元気の素になる。これってすごく良いことだと思うのだ。お店の方もそれをよく心得ていて、のりを超えない礼儀正しさを持ちつつ、親しみを込めて話していたのが印象的だった。優しさも思いやりもほんのちょっとのことで何かや誰かを少し楽にする。お互い様ー。。