太陽の塔。
万博記念公園にて。
すずらんのランプ。
オブジェ。空にちなんだものだったかな。
自然文化園の芝生。
ぽつんと置いてあるベンチ。
せっかく入場したんだから、もっといろんなものを見たい。
そう思っていました。
だけど、何を見ても心ここにあらず。
やっぱり「太陽の塔」が見たい。ずっと見ていたい。
一番最初に行った場所、太陽の広場に引き返しました。
ん?太陽の塔の真下に道がある。
こんなに近くまで寄れるんだ!
嬉しくなって近づくと・・。
太陽の塔の、そばもそば。
真下から見上げたところです。
ただただ見上げる。
じーん。静かに感じ入っていました。
じわじわ鳥肌がたつような。
ぽっぽと心が熱くなるような。
岡本太郎氏の作品を見ているといつも。
心に小さな灯りがともる気がします。もしくは。
心の奥にある、小さな炎に薪がくべられる感覚というか。
氏の作品群の中でも、あまりにも有名な存在・・。
てっぺんの金色に輝く顔は未来の太陽。
中央の顔は現在の太陽。
背後の顔は過去の太陽。
太陽の塔・・体はひとつながら、表にみっつの顔を有する存在。
圧倒的な存在感とパワー。
優しく圧倒される・・それが心地よいです。
すがすがしく、わくわくするような気分。
作られた時からずっと、尽きることなく湧き続けるパワー。
空に宇宙に手を広げ・・。
無限を感じます。明るく力強いパワー。
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ちょうど母からメールがきたので、万博記念公園にいると返信。
太陽の塔を見ている、と記したら。
あーあれ、お母さん結婚する前に社員旅行で見に行ったわ、とのこと。
ものすごい昔じゃけど・・、とあった。
そりゃそーだ。私の年齢からして軽く40年はたってる計算だもの。笑
思いがけず、大阪万博に行った生き証人とのやりとりがありつつも。
あこがれの、そしていつまで見ていても飽きない・・。
「太陽の塔」に接近して、至福を感じた午後のひとときでした。
ありがとうございます。
もうほんとに良かったです。接近して、写真を撮るは、ぼーっとたたずむは、で、どれくらいここにいたのかな・・。余り人がいない時で良かった。といっても無人ではなく、まばらにちらほら断続的に観光客の人が来られるんですけどね。入場の時に頂いた園内マップでは、かなり広い公園のようで、○○の広場とか、沼や池、茶室もあり、見どころ満載なんです。今回私はごくごく一部、太陽の塔とその周辺のみしか歩いてないので、今度来た時はじっくりほかの場所もめぐってみたいです。でもまた太陽の塔に釘づけになりそう^^。。
~ある日のつぶやき~
こっちに引っ越してきて、¥100均のお店へ行った時のこと。探しているものが見つからなかったので、店員さんに「○○はどこにありますか」と尋ねたら・・。「あーそれやったら、そこのどんつきの左にありますー」と教えてくれた。どんつき?・・あー突き当たりのことかー。もうもう、まさに「どんつき」だよな、と納得。突き当たりを言い表すのに、こんなにも感覚的にぴったりくる言葉があろうか。ちょっと感動した。関西言葉は物事を過不足なく率直に、感覚的にもぴったり言い当てているなーと感じ入った。。