久々に食べました。柿の種。
大きなピーナツも入ってます。
”元祖 柿の種”とあります。浪花屋製菓という会社の商品。
HPを拝見すると、大阪ではなく新潟県長岡市にある会社でした。
創業当初、うるち米の煎餅作りをしていたというこちらの会社。
後に大阪のあられ作りを取り入れ、もち米を使ったあられを作るようになった・・。
これが社名の由来なのだそう。
柿の種が生まれたのは偶然からだったようです。
当時のあられ作りはすべて手作業。
小判型の金型で薄くスライスした餅を切り抜いて作っていたそう。
ある日のこと。この金型をうっかり踏み潰してしまった!
元に戻らないのでそのまま使用したところ、歪んだ小判型のあられに・・。
これを持って商いしていたら、ある主人から「形が柿の種に似ている」と言われ、
それをヒントに生まれたのが「柿の種」。
以来、大正13年から80年余り。
現在に至るまで改良を重ねて作り続けられているとのこと。
へぇぇ~、面白い。
この柿の種、おいしい!
なにがってまず、辛すぎないこと。
ぴりぴりと辛いのが苦手で、今まで余り「柿の種」を食べなかったけど・・。
これは違う。
噛み締めると香ばしい醤油の香り。
有るか無きかの辛みがほんの少しだけ。あられ自体も良い味。
この「ピー入り柿の種」は、国産ピーナッツ使用。
国内産の落花生を、国内で加工して使っているそう。
袋に書いてある説明が良いんです。
”形はふぞろい、量も少なめですが”との記載に続き・・。
食感と美味しさは柿の種との相性も最高で、それが浪花屋のこだわり、と。
いいねーその心意気。
実際、ほんとにおいしいです。
食べ物で遊んじゃいけません。
いやいや、これは大丈夫だと思うんだけど・・。
柿の種をみっつ、手にのっけました。にこにこ顔。
浪花屋製菓の”元祖 柿の種”。
ついつい食べ進む、飽きの来ないおいしさ。
私の中の「柿の種」イメージが一新されました。めでたし。
ありがとうございます。
お店でよく見かけてはいたんです、浪花屋製菓の柿の種。ただ、本文中にも書いたように、柿の種の辛さが苦手なので、自分で買ってみたことはありませんでした(だってこんなにおいしいって知らなかったんだもん・・)。じゃあなんで今回食べたのかというと、夫の会社の方から頂いたから。またしてもお土産です。ほんと皆さんに感謝。柿の種が苦手だと今まで好んで食べてこなかった、一人の主婦を変えました。これなら食べられる・・キラン。多分私、自分で買うと思います、これ。。
~ある日のつぶやき~
この年になっても食わず嫌いというか、正確に言うと「一度食べてはみたけど好みの味じゃないから苦手」なものって結構ある。今回の”柿の種”もそのひとつ。海苔が巻かれたおかきとピーナツの組合せなら食べるんだけど・・(でもそれも、おかきの方がより好きなのでおかきばかりを食べる私。ピーナツ好きの夫が、ピーナツを食べる・・って、一緒になってる商品の意味は?^^;ハハ)。苦手と思っていたものが、ある特別な美味しさを持ったものによって覆されるという経験。目が覚めたような感覚。いいもんだなと思う。得した気分。。