広島に住む母から小包が届きました。
中に入っていたのはフルーツ。ピオーネといちじくです。どちらも大好物。
お友達と一緒に島根県浜田市にピオーネ狩りに行ったから、と送ってくれました。
粒がおっきいです。
昨年はいちじくを一箱送ってくれたので、ジャムにしました(この記事* )。
今回は・・そのままぱくっ。夫と二人で全部食べました。
フレッシュな自然の恵み。甘みもその瑞々しさも、おいしく頂いて・・。
さてさて、こちら。何だと思います?
あけび、なんです。スーパーに出ていたので買ってみました。
小学生の頃、同級生が「あけびを山でとったから」と持ってきていて、しばらく教室に置いて(飾って)ありました。私は中の様子が気になり「これ、食べれるん?」と聞いたら「うん」という返事。先生がいつかみんなに食べさせてくれるんだ、と思っていたのですが、気づいたらあけびの姿はなくなっていました。
ずっと気になっていた、あけび。
ようやく食べられる・・。よく熟したのが甘くておいしいとのことなので、買ってきてキッチンのテーブルに置いておきました。ぱかっと口が開いたら食べごろだそう。
だけど口が開く前に皮が茶色になってきた・・。触ると柔らかい。もう食べてみよっと。
包丁でさくさくと切れ目を入れて・・。
中には半透明の白いもの、その中に黒い種が入っていました。
スプーンで掬って、いただきます。
なんだか不思議な食感。でも、おいしい。ぷるるんとしてて、甘くて。
私これ、好きです。ただ、実と種の割合が同量?というくらい、種の存在感がはんぱない・・。あけび、さては実を食べさせようっていう気はないなー。まぁ勝手に実を頂いているのは人間の方なんですけどね。
食べ終わった後、種を手のひらにのっけてみました。
これよりまだ沢山あったんです。
楕円のような球形のフォルムに三分の一ほどの白。配色がモダンです。皮の色といい、種の配色といい、自然の造形美ときたら、かなわないな~と思います。
ありがとうございます。
母からの小包を開けたところ。ぎっしり詰めてあるのは、緩衝材代わりのお菓子。最中や羊羹といった、我が家で「おばあちゃんのお菓子」とよんでいる和風の菓子です。荷物を届けるまでの役割を果たした後は、おなかの中に消えていく、という・・。主婦の先輩がやることは無駄がありません。見習わなければ・・。
~ある日のつぶやき~
小学生の頃、図工の時間が大好きだった。特に絵をかくのが好きで、4B鉛筆でデッサンした後、水彩絵の具で色を塗る時なんてわくわくした。だって、いろんな色が自由に作れるし、お気に入りの色が出来たらこのままとっておきたいくらい嬉しかったから。黄色と青を混ぜたら、緑になる。目の前に見えている葉っぱの色・・絵の具の割合を変えて混ぜては塗っていく。一枚だって同じ色はない。同じに見えても違うんだってことが、よくよく見たら分かる。その度に思った。自然のつくりだす色ってなんて素敵なんだーと。秋の紅葉、流れる水、咲いてる花・・。どうやって混ぜてこんな色にしたんだろうと、花びらを見つめてしばらくその場に固まっていたこともある。白だって、色んな白があるから面白い。自然の色を見ていると、心が耕される気がする。秋はニュアンスのある色がたくさん。今年もいっぱい秋の色を見たいなぁ。。