いくらでも食べられる・・「力餅家」の力餅など

ありがとうな毎日 seeding of the happiness

みっしり。箱に詰まった、あんころ餅の名は「力餅」。

上にこしあん、下にはお餅。よく見ると、握り寿司に見えなくもない・・。

シャリが餅?いい眺めです。

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素朴で力強い筆文字で書かれた店名。

「力餅家」は、元禄の世から今に続く和菓子の老舗。江ノ電の「長谷駅」から徒歩数分のところにあり、お店の佇まいも年季の入ったもの。風格が漂っています。
昼過ぎに伺ったのですが、他のお客さんが誰もおられず、ゆっくりショーケースを見ることが出来ました。

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力餅を食べたい、と勇んでお店にやってきたのですが、それ以外にもやたら魅力的な和菓子が並んでいます。

まず、お餅の力餅を一箱(購入単位は一箱から)注文し・・どうしよっかなと躊躇している私の嬉しい迷いを読み取った夫。横から「みたらしだんごも買えば?」と進言してくれたので、それも。あとは求肥が入った求肥力餅(バラでの購入可能)もひとつ。

「すぐ召し上がりますか?」との問いに、はい!と元気良く答え、「そちらでどうぞ」の言葉に従って店内にあった小さな椅子に腰掛けていただく事にしました。

むふふ、やはりやはり。このみたらしだんご、むちむちしておいしい。

求肥の力餅は3日ほど日持ちがするので、お土産に購入される方も多いそう。歯を押し返す歯ごたえは求肥ならでは。

ほんとはここで席を立ち、力餅ひと箱は自宅のお土産にして帰るつもりでした。

だけど、食べたくなったんです、お餅の力餅も、今ここで。ちょうどお客さんもいない。

お餅の「力餅」の場合、賞味期限は当日。時間がたつとお餅も固くなる・・えーい、開けちゃえ。

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このように包装された箱を・・。

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開けました。「権五郎力餅」とあります。添えられているのは、竹の黒文字一本。

ふたを取ったのが、トップの写真です。夫と二人でいただきました。

小さな子供の手のひらサイズの力餅。上のこしあんがとてもさっぱりしていて、甘さ控えめ。口どけも良いです。下のお餅が柔らかく、だけどむっちりした食感で美味。のれんの筆文字みたいな、素朴で力強い味。これはいい!いくらでも食べられる・・とばかり、10個入りの力餅、二人でぱくぱく食べすすめ・・。

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気づいたらこの状態。あと一個って・・。

だけどここの力餅を食べたことのある人なら分かってくれますよね、こうなること。ま、店内で完食したって人は余りいないかもしれませんが。

このあたりから他のお客さんが来られたので、おいとますることにしました。

お盆をお店の方に返す時、「あの、お餅の力餅のほうも今全部食べちゃったんです。すごくおいしかったです。」と言うと、可笑しそうにくすっと笑っておられました。あは。

ありがとうございます。
ありがとうな毎日 seeding of the happiness 前からずっときになっていたんです、力餅家の力餅。本文中に書いたように2種類あって、お餅入りの力餅は10個入り1箱¥650~。個数が増えるに従って値段も変わります。求肥入りの力餅は1個¥90で、1個単位で購入可能。こちらのお店、時間によっては行列していることも珍しくないそうなので、今回の訪問時に私たちだけしかいなかったのは、ほんとたまたまだったようです。添加物一切なしの潔い和菓子なので、お餅入りのは早めに食べることをおすすめします。お餅も求肥もどっちもおいしいですよ。。

~ある日のつぶやき~

あんこと餅、まさに鉄板の組合せ。和菓子好きにはたまらない、問答無用の王道だ。伊勢の赤福しかり、今回の力餅しかり。あんこと餅の和菓子は全国各地、無数に存在している。私は大概どんなものでもあんこと餅さえあれば「おいしい」と感じる人間なんだけど、たまに、おおーと感動するようなものに出会うと興奮する。それは全てが絶妙としか言いようのない味で、さりげなさが特徴。すっきりした後味と、いくらでも食べられる・・と感じる軽やかさ、品がある。長く愛される和菓子は素朴なものが多い。和菓子だけでなく、こんな人がいたら素敵だなと思う。。