薪を使った窯で焼かれた、あっつあつの「マルゲリータ」。
表面のチーズが、ふくふくと呼吸しています。
吉祥寺にある「ピッツェリアGG」。
南口を出て、丸井吉祥寺店の横の道を井の頭公園に向かって歩き、二本目の道を左に入った地下にお店があります。
開店直後だったので、まだ空席もありました。が、あっという間に満席。
席に案内され、振り返ったら・・あれがそうですね、薪窯。火が見えます。
平日のランチタイムはピザ単品の値段でドリンクとドルチェがついてくるそう。
お店の方の説明でそれを知り、喜び勇んでドリンク選び。
夫はジンジャエール、私はいつものごとく、ホットティー。
お、焼いてますね。
生地を広げて、トッピング。それを木の・・なんていうんですかね、名前。
へらのでっかい版みたいなのにのっけて窯の中へ。
生地を扱う手つきがすごく丁寧で。一枚一枚、心を込めて焼いているんだなーと見ていて分かりました。嬉しくなります、こういうの。
びっくりしたのは、焼き時間の短さ。
入れたかと思ったら、数十秒でピッツァの向きを変え、数秒でもう取り出すのです。
オーブンなんぼのもんじゃい、という速さ。さすが、窯!薪窯!!と感動した私。
「あれが家にあればなーパンだってすぐ焼けるよ」と言うと、誰が管理するんだ、できる訳ないでしょ、と冷静に切り返す夫。ま、できないけれども。
じゃじゃん。
私たちのピッツァがやってきました!
夫は「パルミジャーナ(モッツァレラ、ナス、バジル)」。
切って、具がこぼれないよう先端を丸めて、ぱくっと食べてました。
食べ方いろいろはメニュー表に紹介してあります。
私は切って、そのまま二等辺三角形の頂点から、あーんぐりと頂きました。
ご覧の通り、とても薄い生地。
ふちはふっくらふくらんでいて、ちょっとついてる焦げ目がすごくおいしいんです。
さすが薪、遠赤外線効果だーと言いながら、綺麗に完食。
ドルチェ登場。
パンナコッタかな?バニラビーンズもばっちり効いていて、締めくくりにはぴったり。
本当にすごくおいしかったです、薪で焼いたピッツァ。
マルゲリータ(¥850)パルミジャーナ(¥950)単品の値段でドリンク・ドルチェ付きって・・お得以外の何ものでもない。しかもこの味。おすすめです!
ありがとうございます。
メニュー表を全部写真に撮ってないので忘れてしまったのですが、確かピッツァ単品でドリンク・ドルチェ付きなのは平日だけだったと思います。この日も平日で、混んでないかもだけど念のため開店直後をねらって行って見たら・・これが正解でした。私たちはすぐ座れたのですが、直後にはもう満席。とても人気があるお店なんですね。ドアにかけられた順番待ちの紙に名前を書いてその場を離れる人も多かったです。ピッツァはどれも¥1000前後。本格ピッツァがこの値段で味わえるのだから・・と人気なのも納得。そうそう、夫の後ろの席の女性二人連れがずっと大きな声で愚痴を言っていたのには閉口^^;ピッツァに全く手をつけず・・の状態。結局あとから来た私たちが食べ終わるまで(!)そうでした。も、もったいない~冷めるよー。まずあつあつのピッツァを味わって、それからってのは駄目?とひとごとながら、思ってしまいました。。
~ある日のつぶやき~
温度も味のうち。あつあつのものはあつあつのうちに、冷たいものもささっと食べたい。せっかく作ってくれた料理を、作り手の気持ちや心遣いごとまるっと頂くつもりで・・。あつあつ、ひやひや、といえば、讃岐のうどんを思い浮かべる。あつひや、とかいう組み合わせもあるそうだ。まだ本場で食べたことはないけど、行った人はみんな、おいしいおいしいと口を揃えて言う。
こっちによくあるセルフ方式のうどん屋さんとはやはり違うのだろうか。いつか本場で普通の民家みたいなお店で食べてみたいなと思っている。。