ふわっ、もちっとした麩まんじゅう。
良い香りのする笹の葉に包まれています。
由比ガ浜通り沿いにひっそりとある麩まんじゅうのお店「麩帆(ふはん)」。
やっと見つけました。前来た時は分からなかったんです、お店の場所。
きっと気づかずに通りすぎていたと思われます。
こんな風に袋に入れてくれました。
開けて、手にのっけると、笹の香りがふわーっと漂います。
もうそれだけでいい、(いやよくないか)・・。そんな気分になれます。
笹の葉って風情もあるし、香りも含め実用的にも優れていますよね。
早速いただきます。
蓬がねりこまれた生地の中には、さらりとした、こしあん。
ふんわかもっちりした麩、こしがあって歯切れが良いです。ひやんっとした冷たさも、つるりとしたのど越しも良く、爽やかな味でおいしいです。
日持ちのしないお菓子を楽しむ贅沢・・。ご馳走様でした。
ありがとうございます。
思っていたより少し小さめでしたが、食感・味、ともに爽やかさっぱりでするっと頂けるのがいいなと思いました。料理に使える生麩もいくつか売られていて、これを買って帰るのもいいですね。間口の小さなお店で売り切れ仕舞いのよう。前通った時は店を閉めた後だったのかも。早めに行くのが確実ですね。。
~ある日のつぶやき~
小さい頃、「麩」という存在が不思議だった。味噌汁に入っている麩しか知らなかったけど、これってどういう意味で入っているの?と思いながら食べてた。けど、長じていろんな麩を食べるようになって分かったのは、自在に味を含み、地味だけど強力な脇役として大事な役割を担っているんだなということ。生麩を初めて食べたとき、食感といいなんておいしいんだろうと舞い上がったし、車麩などはお肉の代わりにもなり、黒糖のかかった麩菓子だって大好きだ。ひとくちに「麩」といっても種類は意外に沢山ある。奥が深いなぁ。。