熊本で「Little Farmer’s Bakery GOTO(LFBG )」というおいしいパンのお店を営んでおられるhitomi さん。収穫した「またけ」を水煮して送って下さいました。さぁどうやって頂こうかな・・。暑い中、ちょっと濃い味にして食べたくなりこんなのを作りました。「またけのさっぱり甘辛炒め」です。しょうゆとみりんなどの他、ちょっとポン酢を入れたら、甘辛味なのにさっぱりした後味になって、とってもおいしかったです。
袋の中にたーくさん入っています。一度には食べられないので、カットして小分けにし、冷凍保存。先の柔らかい部分、根元のしっかりした硬い部分、と分けているので、料理によって使い分けられそうです。
そしてそして。段ボールの中には、おひさま色の枇杷もころんころんと入っていました。長崎クイーンという品種だそう。皮をむいて器に盛ったら、まずはそのまま頂いて・・お、ほのかな甘さ。若い感じもいいですね。
ちょっと趣向を変えて、こんなのも作ってみました。くりぬいて種を取り除いた枇杷を容器に入れ、寒天液を注いで冷やし固めた「枇杷ゼリー」です。ガラスから透けるオレンジ色の枇杷が、まるで夏の太陽みたい。
日の光をあびて育った夏の恵み、枇杷。まるっと頂きました。
ありがとうございます。
hitomiさんは、ご自宅の畑や山で育った有機野菜や果物を使ってパンを作られています。今回もパンと一緒に「またけ」と枇杷を送って下さいました。普段、畑仕事はhitomiさんのお母様が陣頭指揮をとられているそうですが、今回の枇杷は摘果、袋かけなどをhitomiさんがなさったとのこと。畑で丹精こめて育てられた野菜や果物・・ほんとに密度のつまった味で、あるものはさらりとしていたり、あるものはぐぐっと濃かったり、天然・自然の個性を感じる味が気持ち良いんですよね~。小麦まで自家栽培されていると初めて聞いた時は驚きました。が今年は、この度の大雨で収穫直前の小麦が倒れてしまい、通常より少ない量だったそうで・・。素材の良さにこだわられているhitomiさんなので、自家製小麦が足りないとパン作りの調整が大変だと思います。でもでも自然相手だから仕方ないし、価格に反映してもいいんじゃ・・なんてぼそっとつぶやく私。明日はパンをご紹介。。
~ある日のつぶやき~
色って気分に影響する。暖色系を見ると沈んだ心もあったかくなるし、寒色系なら暑い盛りも気持ちから涼やかにしてくれる。枇杷のように季節そのものをあらわしているような自然の色は、旬のパワーに満ちていて、見ているだけで元気になる。同調したり、補完したり。好きな色と心の関係って面白い。。