今年の初詣で参拝した明治神宮。帰りの参道にお土産屋さんが出ていました。
明治天皇の御製と昭憲皇太后の御歌に因んで名付けられた「呉竹」というおまんじゅうに出会ったので、それを購入・・。清月堂本店の品で、竹というだけあって中央に小さな「ふし」がありますね。
中はこのようにしっとりした白あんが入っています。皮の卵の風味と白あんの優しい甘さの相性が良くて、おいしい・・。ふんわりした食感とあいまって、頂くとなんだか和やかな気持ちになれます。
天皇・皇后両陛下のお詠みになられた歌は、”御製(ぎょせい)”・”御歌(みうた)”といわれます。このお菓子の名である「呉竹」の言葉をつかわれた御製と御歌がしおりに記されていました。
明治天皇御製 呉竹のなほき心をためずしてふしある人におほしたてなむ
昭憲皇太后御歌 呉竹のほどよきふしをたがへずば末葉の露もみだれざらまし
明治神宮では、こちら独自のおみくじとして御製と御歌の「大御心(おおみごころ)」があります。解説文もあわせて書かれていて、その意味と一緒に心の指針と出来るのでいつも大切に持ち帰っています。今回も夫と二人で大御心を頂きました。
帰りにはこのような軽めの食事などをとれるスペースがありました。あたたまりたい・・と私が選んだのは、大好きな「甘酒」。たくさんの人が甘酒を飲んでいましたよ。
鎮座90周年という明治神宮。いつ来ても清清しい空気です。これからもずっと皆の心のよりどころ、感謝の気持ちの集まる場所として栄えていかれますように・・。
ありがとうございます。
毎年初詣で参拝している明治神宮。大晦日から1日にかけて行ったことはないのですが、やはり普段から比べるとすごい人の多さ。この人出も初詣ならでは、ですよね。。
~ある日のつぶやき~
初詣に行くと、今年もいよいよ始まったという心境になる。新年の幕開けはいつもぴかぴかのきもち。垢がつかないよう、曇ったらその都度綺麗にして、またぴかぴかの鏡のような心でいたい。。