これ、何だと思いますか?「アピオス」という野菜なんです。マメ科に属し別名「ほどいも」と言われるこの野菜、原産地は北米で、ネイティブアメリカンの栄養源だったそう。北米から青森に輸入されたりんごの苗木にこの種がついてきたという説もあるらしく、多くは東北地方で栽培されているとのこと。写真はちょうど茹で上がったばかりのもの。
スーパーでこの「アピオス」を初めてみかけ、豊富な鉄分・カルシウムなど栄養価が高いとあったので、早速購入してみることにしました。数珠繋ぎに実がなるというアピオス、径は2cmくらい。ちっこいおいも、といった外見です。シンプルに塩茹でしました。割ってみると、密度の高いじゃがいも、または里芋といった感じ。
頂いたら、ほっくほくで甘みがあります。栗にも似た食感。不思議だけど、おいしいです。イモでありつつマメ科に属する所以か、イソフラボンが多くビタミンEも含むとか。深い紫色の花は観賞用にも用いられるそうで、花も実も役立つという”できる”野菜。世の中にはまだまだ知らない野菜が沢山あるんだな~。地方ではよく知られているけど、全国的な知名度は高くない野菜もきっとまだあるはず・・。これから出会っていきたいです。
ありがとうございます。
よく行くスーパー、野菜の品揃えがなかなか良いんです。先日まではヤーコンもありましたし、ペコロスを常備していたりと、買う予定以外の野菜の前で、おお!と足を止めてしまうこともしばしば。先日ターサイもここで買って、初めて家で食べました。好奇心を刺激する野菜たちに出会うのは楽しいもの。これからも面白そうな野菜に出会ったら買ってみようと思っています。。
~ある日のつぶやき~
疲れていたり、ストレスがあると、元気な普段の自分からすると不思議なくらい、料理をするのがしんどくなる。頭がまとまらないというか・・。そう思うと料理って、五感や脳を使った高度な行動だという気がする。。