写真は、先日フランス土産で貰った塩、ゲランドの「フルール・ド・セル」です。ちょっと調べてみたら、塩の花とよばれる希少なものだそう。3種類あって、中央のパープルのは「NATURE」で塩100%、左のグリーンのは「ANETH(=ディル)/CITRON」、右の赤いのは「PIMENT D’ESPELETTE(唐辛子)」。この中から「NATURE」と「ANETH/CITRON」を使って素朴なフランスパンを焼きました。
それがこれです。写真手前のは「ANETH/CITRON」の塩を使ったパン。生地にもディルの生の葉を練りこみ、中にクリームチーズを入れたもの。奥のは「NATURE」の塩を使い、ドライフィグを細かくして生地に混ぜ込んだものです。ディルの方は目印に上にもちょこんとのっけて焼いたのでこんな感じになりました。なんだかいつもより生地がしっとりしてる・・。塩が違うだけでも味が変わるんだな~。おいしいです。
「NATURE」と「ANETH/CITRON」をそれぞれ開けたところ。少し手にとってなめてみたら・・荒々しくて、ぐぐっとくる濃厚な旨みがあります。これは料理に混ぜて使うより、生野菜やフライにちょんっとつけて食べるとすごく味を引き立てるような気がします。そのままなめても主役級の存在感があるし。またひとつすごい調味料に出会えました。嬉しいです。
ありがとうございます。
PIMENT D’ESPELETTEは有名な唐辛子だそうで、粗塩に混ざった赤色が綺麗。少しだけ出して味見してみたらぴりっとしてこちらも美味でした。ゲランドの「フルール・ド・セル」は、「容器がカラフルで可愛かったから買ってきたよ」とのことで貰ったのですが、家でまじまじ見ていたら「これゲランドの塩じゃん!!」と気づいて喜びました。名前だけ知っていて使ったことがなかったのです。フルール・ド・セルを見るのももちろん初めて。今回味わってその評判通りのおいしさに驚きつつ、とても嬉しかったです。
~ある日の私~
社会人になりたての頃デパートに靴を買いに行った。候補を2つに絞ったが甲乙つけ難く、鏡の前で悩んでいた時。4~5歳の男の子が私の方にトコトコ走ってきた。そして片方の靴を指差して恥ずかしそうに顔を赤らめ、また一目散にお母さんのところに戻っていった。すすめてくれた靴を持ち上げて男の子に見せ、それを持ってレジに向かった。この靴は長い間私のお気に入りとなった (^∇^)。