小松菜と厚揚げで煮物を作りました。こういうなんでもないおかずがなんだか落ち着くんですよね~。
この小松菜、東京産です。産直市で購入しました。都内といっても広いので、都心部でなければ、よく見ると住宅地に畑が隣接していたりして・・。こうして自分が住んでいる土地でいろんな野菜や果物がとれるのは嬉しい限りです。母方の祖父母は農家だったので、小さい頃は祖父母と一緒に畑に行ったり、田んぼで遊んだりしていました。祖母が作ってくれるこういった惣菜や、押し寿司・巻き寿司などを皆でわいわい言いながら食べたものです。それは普通の当たり前みたいな光景でした。でも、祖父母が旅立ち、結婚した今思うのは、祖母の味を受け継いでおけば良かった~ということ。レシピや作り方についてもっと聞いとけば・・と思うのですが、もう遅いですね。当たり前みたいなありふれた時間やもの。それが実はとても貴重なんだ、と気づく時は失った時なのかもしれません。あぁできるだけ、それを失う前に味わい、いっぱい感謝したい、そう思います。
ありがとうございます。
この白菊は先日の9日「重陽の節句」の時に求めたもの。東京の酒蔵の日本酒に菊の花びらを浮かべて一献かたむけました。菊の典雅な香りは花びらからも漂ってきて、とてもふくよかな満たされる気持ちになりました。
今回の煮物、これまた簡単です。熱湯にくぐらせた厚揚げは8ミリくらいにスライスし、小松菜はざく切りに。フライパンに厚揚げを並べ、だし汁をひたひたに張って火をつけ、醤油・みりん等で味つけ。小松菜は最後の方で厚揚げの上にのっけてふたをし、しんなりしたら火を止め冷ましたら完成。小松菜の色が残るよう火を通しすぎないのがコツです。。
~ある日のつぶやき~
ホットのカルピスを飲んだら、その後かならずと言っていいほど数分で寝てしまう・・(´□`。)