「鎌倉市農協連即売所」を出たら、若宮大路を北に向かって歩き出しました。鎌倉に来るのも久しぶり。前は鶴岡八幡宮にお参りして、小町通りを散策しただけで帰ってきたので、ゆっくり若宮大路を歩くのは初めてかも。評判のみ知っていたおいしいわらび餅のお店「こ寿々」に初訪問です。開店直後だったので、すぐに入れました。注文した「わらび餅(¥525)」がこちら。黒蜜ときなこという黄金コンビを従えての登場です。
写真左上から時計回りに。ぷるんっとものすごい弾力。大き目の黒文字で頂くのですが、これが!跳ね返す、刺さらない、すくえない。や~食べにくい(笑)。黒蜜がたっぷりお皿に残ってしまったのが今でも心残り。スプーン欲しかった・・。こんにゃくゼリーも太刀打ちできない程の弾力で、何にもつけなくても頂けるくらいおいしいわらび餅です。ただ、黒蜜&きなこを最後まで堪能したかった~(まだ言ってる)。店内に飾ってあった絵。天秤棒に岡持ちみたいなのを下げた小僧さんが可愛い。店外にはお持ち帰り用のわらび餅見本が出ていました。9切、14切入の2種類。あじさいとツーショット、お店の看板。風情がありますね。弾力、味・・間違いない一品だったので、食べてよかった、と思いながら店を後にしました。
ありがとうございます。
わらび餅を頂きながらテーブルの脇をふと見るとこんな色紙が。「小学唱歌 鎌倉」とあります。「一 七里ガ浜の磯づたい 稲村が崎、名将の 剣(つるぎ)投ぜし古戦場・・」と八番まで続くこの唱歌が気になったのでお店の方に伺うと、この唱歌について詳しく書かれた新聞記事のコピーを奥から持ってきて下さいました。それによると、この歌詞には鎌倉の名所旧跡が並べられており、一番に書かれているのは新田義貞が元弘の乱(1331年)で北条討伐の祭、士気を高めるために名剣を海に投じた、という故事なのだそう。五番の「若宮堂の舞の袖 しずのおだまきくりかえし 返せし人をしのびつつ」は静御前が義経を思って舞う話・・とそれぞれの歌詞で歴史や地理も覚えられる唱歌です。1910(明治43)年に「尋常小学唱歌」に登場し、3年後には「尋常小学読本」=国語の教材としても取り上げられたといいます。音楽、国語、歴史、地理と一石四鳥の教材、と紹介されていました。それが、戦後になると教科書から姿を消し、唱歌「鎌倉」は忘れられていったそう。なんだかもったいないです。流れるような調べで名所旧跡を詠った歌詞。今の子供たちがこれを見る機会があったらいいな~。。
~ある日の私~
休日の朝、出かける直前に「サプリ飲むのを忘れてた!」と思い出した。い・そ・げ、い・そ・げ、と心の中で掛け声をかけながらビンのふたを開け、粒を数え、飲んだ!・・ら、脇に抱えていたビンを傾けてしまい、バラバラバラ~ンと床にサプリをばら撒いてしまった。さぁどうする?①帰ってから拾おう②もちろん今すぐ拾う・・私は「あ~あ」で①、夫は「あ~あ、じゃないよ」とすぐさま②、呆然としている間に事は済んでいた。アハハ(⌒∇⌒)ゞ