もう少々日がたってしまったのですが、先日映画を見てきました。「カールじいさんの空飛ぶ家」です。何の予備知識もないまま、時間があったので思いつきでふらっと行ったのですが、行って良かった~。思いつき万歳!です。もう私は初めのところから涙が・・。どんな存在でも、それがたとえ一見欠点に思えるような(実はそうではないのですが・・)個性がある存在だとしても、みんな愛されて生まれたんだな~と、自然に感じる事ができる導入部。そして・・。ネタばれになるので、詳しい内容は書きませんが(何も知りたくない、という人はこの先は映画を見終わってから読んでください^^)、本当に良かったです。映画を見て涙することはあっても、声を出して笑う事って意外にないのですが、今回はアハハと明るく笑える可愛らしいユーモアが満載。”苦笑”でも”ニヒルな笑い”でもなく、朗らかに笑える感じ。夫婦の愛、友情、夢を持つこと、行動すること。助け合い、思い合うこと、人にとって大切なのは何か、ということ。そういう事が全て詰まった素晴らしい内容でした。あぁ、そして最後のエリーバッジにはもう、胸が痛むくらい感動しました・・。最愛の人との別れ、その悲しみを夢への行動のエネルギーにして、再び生きる・・。深い悲しみ、愛し愛された記憶、それらは区別できず心の中に存在すると思いますが、思い抜く、行動しきることで、時と共に素晴らしいものに昇華するんですね。色とりどりの、そして圧倒的な数の風船。小さな家。この美しい映像を見ていると、胸が熱くなりました。せつなくて温かい気持ち・・。見に行けて良かったです。
ありがとうございます。
エンドロールが全て終わるまで、誰も席をたつ人はいませんでした。場内が
明るくなって初めて気づいたのですが、たくさんの小さなお子さん達も一緒
の回を見ていたようです。写真は会場を出たところにあったポスターです。
この風船がほんとにた~くさんこの家にくっついています。小さな子供さんか
らお年を召したかたまで、皆さんに見て頂きたいな~と思う映画でした。