新宿伊勢丹の地下、和菓子コーナーにある「仙太郎」さん。いつも行列していて、しかもおいしそうなので、ちょっと気になる存在でした。今回は列も短かったので、並んで購入することに。写真手前が「栗むし」、写真右奥がこの時期一番のおすすめ商品だという「二十匁」、左奥が「ぼた餅（粒あん）」です。お店の方に伺うと、栗を使った商品は全て新栗を使用し、この時期だけの販売なのだそう。栗むしは翌日まで、あとの二つは当日中に召し上がってください、とのことでした。大丈夫、全部当日中に頂くので・・と心の中で思いながら帰宅し、お茶を入れたら早速・・いただきます！栗むしは夫が強くリクエストしたので購入しました。これは思ったよりあっさりしています。下が羊羹かと思っていたら違っていました。例えるなら・・あんこ味の固めの「すあま」という感じ。私はこれ、好きです。栗もご覧の通りたっぷりのせられていて、おいしい～♪二十匁は栗ふと餅とも言うようで、柔らかな白い餅にあんこと栗がくるまれています。このおもちが本当になめらか。想像通り、文句なしにおいしいです。そしてぼた餅。これがシンプルながらちょっと他と違っていました。中の餅に細かく刻んだ青じそが入っているのです。一見ミスマッチに思うかもしれませんが、少し入ったこの青じそが良いです。青じその爽やかな風味が後味をすっきりさせています。これら三つを頂いて感じたのは、素材が良いんだな～ということ。素朴で素直な味がします。あんこも甘いだけでなく、きちんと小豆の香りがするし、粒あんは小豆の皮もおいしいです。またリピートしようと思います。
ありがとうございます。
頂いたしおりにこの青じそについての記載がありました。”当初は、よくゴミに間違わ
れ叱られることもあった。でも意固地に入れつづけて今では認めてもらえている。”
うんうん、青じそ、ありです。入っている量もほど良いし・・。おいしい粒あんと餅、そ
れにこの青じそあってこそ、の「ぼた餅」なんだな～と頂いてみて納得しました。