日: 2010年7月5日

恵比寿にあるフレンチのお店「ドゥロアンヌ 」に初訪問してきました。天井が高くて、白を基調とした店内、ふと見ると窓が天井まである！すがすがしいまでに明るく、気持ちの良い空間です。今回こちらの方 にランチのご招待を頂いて、お友達と二人で伺いました。グラスに注がれたゴールド色のシャンパーニュ。乾杯！の後、しゅわわっとした綺麗な泡を見ていると、食事の前から楽しい時間になりそうな予感が・・♪

上の写真は魚のメイン。五島列島のコチ（スナコチ）のムニエルです。ソースはベルモットというお酒やバジルが使われていて、白身の魚に合う夏向きのさっぱりした味わい。おいしいです！

その他に頂いたものはこちら。エスコートして下さる氏家シェフやお店の方に全てをお任せして、ただただ楽しむだけ・・なんて贅沢な時間なんだ～とワクワクです。食事の前に食べ物の好みを聞いてくださって、それに合わせて各人違うお肉のメインが出たり・・等と終始おいしさと心遣いに感激しながらの食事となりました。

最初に出てきたのは左上、カリフラワーのムースの上にブルターニュのムール貝とコンソメのジュレが乗った一品。濃厚ムースとコンソメが対照的な食感と味でおいしい！次はその右隣、桃の上に長崎の赤座えび、キュウリとトマトが合わせられた品。桃もえびも大好きなのでウキウキ気分で頂くと、瑞々しい桃にぷりっとした色良いえびの組合せが爽やか、こちらも美味です。右上のスープはとうもろこし（ゴールドラッシュ）のポタージュ。冷たくてとっても甘く、ひと口ごとに微笑んでしまう味。ちょこっとのった芯の部分を使ったシャーベットも良いアクセント。

左下は手吹きガラスのグラス。綺麗なフォルムに繊細な作り、ちょうど良い重さもありつつ”風”みたいに軽い・・。飲み物の味も上質にしてくれそうです。その右隣は私のメイン「鳩」。豚・牛・脂身・内臓系が苦手（鳥のみＯＫ）と伝えたら、こちらを出して下さいました。肉汁じゅわっ、ナイフを押し返すくらいぎゅっと引き締まった肉質。好みです。面白かったのは、鳩につけられたマルションドピジョンという器具。これは食べやすくするために使われる、鳩専用のものだそうで、手もきれいなまま、おいしく頂く事が出来ました。右下はチコリの根っこのババロア。ほのかにコーヒーの風味・・あ～この味、好き。チコリは「イヌリン」という成分を多く含み、血糖値を下げたり、腸内環境を整える効果があるため、コーヒーの代用として飲まれています。ノンカフェインで健康に良い、嬉しい食材です。この後デセール、プチフール・・と続くのですが、長くなるので次の記事で。。

作り手がこれをどうぞ！と一番得意の料理を出す・・それを楽しみに行くのも良いことですが、「ドゥロアンヌ」の岡本シェフは、お客様の食べたいものを出されるとのこと。確かな腕と幅広い経験はもちろん、客の気持ちや好みをくみとる的確で温かい心遣いがあるからこそだと思います。「グランシェフ」とはこういう方のことを言うのだ、という氏家さんのお話に納得！でした。その時の気持ちと好みにぴったりあったおいしい料理とお酒は体にもすんなり馴染んで、オーダーメイド＝オートクチュールの服のよう。贅沢で素敵な楽しい時間に感謝です！

ありがとうございます。

右の写真は、ドゥロアンヌさんの入り口にあったひまわり。水に浮かんで目にも涼しく夏らしい演出です。極上ランチの席にご招待下さり、エスコートして頂いたのは、究極のガトーショコラを作られる氏家シェフ 。席に着くなり、まずは・・とシャンパーニュを一本開けて乾杯！そして赤ワインも一本という展開。ええ～いいの～と恐縮しつつ、めっきりお酒の弱くなった私はガス入り水で、お酒は二人にまかせようと思っていたところ、これがすいすい飲めてしまい自分でもびっくり！ソムリエの千葉さんのおかげです＾＾♪食事中もさりげなく、常に気を配って下さっていて、それがとても心地良かったです。岡本シェフは最後にテーブルまで来て下さり、色々お話も聞くことが出来て嬉しかったです。ありがとうございます。。氏家シェフもホスピタリティの塊のような方ですが、好んで足繁く通われるというお店の皆さんもまた、素晴らしい方々ばかりなんだな～と感動しまくりでした。続く。。