池袋駅東口の目の前にある「タカセ 」に行ってきました。写真は「プリンサンデー」。この、横に長いガラスの器、なんだか懐かしい～。
１階はケーキやパンのお店、２階が喫茶室、３階がグリル、９階がコーヒーラウンジとなっているタカセのビル。お昼頃、私たちが階段で２階の喫茶室に上がったら、ちょうど誰もいませんでした。窓からの景色はこんな感じ。
店内には東郷青児氏の絵画が飾られていて、メニューの表紙も氏の作品。コースターの花柄もレトロで可愛いです。
このプリンサンデー、見た目からしてなつかしいです。私が幼い頃、両親とよく行っていた喫茶店の味そのまま・・。主役であるプリンも、私の愛する昔ながらの固めのもの。うんうん、いいね～。中でも特にきらり光っていたのはこの生クリーム。濃いのにさらりとしていて、たとえるならソフトクリームみたいな味わい。ミルク風味を強く感じます。生クリーム得意でない私もこれはいいと思いましたし、生クリーム星人の夫も気に入っていました。
もうひとつ、軽めに何か・・とサンドイッチセット（ミックス）をオーダー。セットの飲み物はあったかい紅茶にしました。柔らかい食パンにはさまれた、ハムときゅうり＆トマトの色合いも優しくて。昨年友人と待ち合わせて行った、浅草の老舗「神谷バー」２階にある「レストランカミヤ」のサンド（この記事 ）を思い出しました。
大正９年創業、今年で９０周年を迎えるという「タカセ」。昔懐かしい雰囲気が随所に漂っていて、気取らない親しみやすさにあふれています。変わらないことの安心感でほっとできる、というか・・。そうそう、昔ながらのデザートにはこの、赤いさくらんぼがお約束。最後にとっておいたこれを食べたら、幼かったあの頃と同じわくわくと満足感でいっぱいになりました。
ありがとうございます。
私的にはこの看板もツボ。で、こちらの喫茶室、”多くのお客様からのご要望により”、日祝は１２～１７時まで全面禁煙となったそうです（喫煙する時は、エレベーターホールに灰皿があるのでそちらを利用くださいとのこと）。愛煙家の方には申し訳ないのですが、タバコの煙が苦手な私にとって、これはほんとにありがたい・・。昭和的というかレトロな喫茶店が大好きだけれど、やはりというか、喫煙可のお店が多いんです。だけどそれもお店の雰囲気をつくっている要素のひとつなのかなと思ったり・・。なので、こういう時間を区切った試みは、どちらにとってもいいんじゃないかと思いました。。
～ある日のつぶやき～
この後行った家電量販店にて。３歳くらいの女の子がダダをこねてた。お父さんはベビーカーにのってもらいたいようだが、いやいやをしている。寝そべる→腹ばい→人魚のポーズ。結局抱きかかえられてのせられ、エビぞりになっていた。感情のおもむくままに行動するその姿。見ているとにくめない、というか可愛い。んだけど、親御さんは大変だー。。