リニューアルした銀座三越の地下２階、全国の銘菓を集めた「菓遊庵」でこんなお菓子を見つけました。カラフルなまるまるがた～くさん。
「さぬきのおいり」とあります。しおりを見ると、西讃岐地方でお嫁さんのお土産としてご近所に配られるお菓子だそうで、”おいりを持って他家へ嫁ぎ、家族の一員としてお入りになります心を丸くもって、まめまめしく働きますのでよろしく御願い致します”という意味も込められているのだとか。食べてみると、ひなあられを大きくして食感をもっともっと軽くした感じ。舌と上あごだけでカフっとつぶれ、いつの間にかなくなっている・・。７色の「おいり」は、嫁ぐ花嫁さんの純粋で華やいだ気持ちを形にしたような、はかなくも愛らしいお菓子です。
ありがとうございます。
このお菓子を目にした瞬間、気持ちがぱっと明るくなり、「なんて可愛いんだろう～」と思いました。持ち上げると、ひょいっとびっくりするほど軽い。このことからも食感が想像できたのですが、食べてみるとそれ以上にはかない印象でした。みんな結婚する時は、このお菓子みたいな気持ちを持っていたはず・・。いろんなことがあっても、これを見たら初心を思い出せるんじゃないかな～なんて＾＾；少女たちにとっては憧れの、先輩主婦にとっては懐かしくなるような、古くから伝わるこんなお菓子があるのって素敵です。。
～ある日のつぶやき～
後悔したり、先を憂うより、今に感謝してわくわく楽しみたい。