南青山にある「岡本太郎記念館 」。企画展があった時に行って来ました。骨董通りから少し入っただけで、こんなに静かなんですね。ここは岡本太郎氏が1996年に亡くなるまで、アトリエ兼住居とされていた場所です。
金色の太陽のオブジェがお出迎え。受付でチケットを購入していると、館内の撮影は自由です、とのこと。こういう記念館や美術館で撮影可能なところって初めてです。館内はすごく広いという訳ではありませんが、ここに住んでいた太郎氏のパワーがぎゅっと詰まった感じの空間です。二階からは庭も見渡せて、日の光も降り注ぎます。一階のアトリエは生前のままなのか・・・今、ちょっと席を外しているだけ、というような感じが強く残っていて、どきどきしました。大きなキャンバス、絵の具のついた机、ここでたくさんの作品が生まれたんだな~としばらく目を瞑って雰囲気を味わいました。それから庭に面した部屋へ。そこには椅子が2つあり、その上に今は亡きお二人、太郎氏と敏子さんの写真パネルがそれぞれ置かれていました。
私がこの日一番心打たれたのはここ。敏子さんの笑顔を見た時です。
なぜか涙が出てくるのです。実際にお会いしたこともなく、特に思い入れがあるわけでもなかったのに・・・。敏子さんの、あたたかくて愛にあふれ、とてもピュアな笑顔を見ていると、幸せが胸に広がりました。
ありがとうございます。
写真は、「太陽の塔」のストラップ。以前から「太陽の塔」に惹かれていた
ので、今回記念に購入しました。(今はパソコン机に置いています。)
実物はまだ見た事がないのですが、機会があったら見てみたいな~。