いや~、ほんと、はるかかなたまで見えます。
一望千里とはこのことか。
あまりに高い場所で、あらゆるものが遠く小さく見えるため。
ジオラマが広がっているようで現実感が薄れてくる・・。
行ってきました。話題のあの場所へ。
あべのハルカス60階にある展望台、「ハルカス300」。
地上300メートルという、頭では想像も実感も出来ぬ場所です。
実際行ってみなきゃ、分からない。
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先月のとある日。
友人夫妻が東京からこちらへ遊びに来るとのこと。
私も合流することになり、事前に連絡を取り合っていた時。
せっかくだからハルカスの展望台に行こうと思うんだけど、どう?・・と友人。
テレビなどでもさかんに報道されていた、ハルカス300。
ほぇ~すごいもんが出来たんだなぁ、と思ってはいたものの。
高いところに余り興味がない(というか、怖い)ので・・。
我が家としては、ここに行くという事は全然考えていませんでした。
こんな風に誘ってくれなきゃ、多分ずっと行かないままだったはず。
仕事で合流できない夫からも「良い機会だから行って来れば?」と言われ・・。
そうだよね。せっかくの機会だから、私もお供しよう!
いったん腹をくくって決めたら、途端にわくわくしてきました。
オープン間もない先月中は、日時指定券のみの販売とのこと。
出発前に、友人が私の分も一緒に予約しておいてくれました。
当日チケットカウンターで券を引き換え、16階から乗り込んだのは・・。
60階行きのエレベーター。60階って!!
ぐんぐん高度を増していくエレベーター。早いのなんの。
あっという間に到着です。
扉が開いて、目の前に現れたのがトップ写真の光景。
大パノラマです。
こーんな風に、床がガラス張りになっている箇所も。
怖くて下を見ることが出来ない・・。
一番心に響いたのは、こちら。
大阪湾をのぞむ、西側方面です。
明石海峡、淡路島、神戸の街。
雲の切れ間から天使の梯子。光の筋が、すーっと海の上に届いて・・美しい。
人工的な建造物よりも、自然により心動かされました。
どんなビルも家々も、ここまで高いところから見たら平たい。
際立つのは、青い空、白い雲、光り輝く海。所々にこんもり見える緑の木々。
地上300Mから見る世界で、自然の美しさに見惚れました。
多分、夕日もすごく綺麗なんでしょうね。
60階の天上回廊から、58階の天空庭園をみたところ。
吹き抜けになっていて、58階は屋外。外です、外。
中庭みたいになっているんですが、なんだか怖い~。
天上回廊はガラスが張り巡らされていて、空中をふわふわ歩いているような感覚。
キャラクターの「あべのべあ」くんに遭遇。
性別はオトコ、となっていたから、くん付けで合ってます。
体が空の模様になってるんですね。
面白かったのは、ちびっこたちが少し遠巻きにみていたこと。
抱き付いて、もふもふするには躊躇する感じだったのでしょうか。笑
でも写真はバシバシ撮られていましたよ。
日本一の高さ・・「ハルカス300」~地上300Mの展望台~。
自然の美しさに感嘆しながらも。
地上に降りてきた時は、ものすごくほっとしました。
ありがとうございます。
日時指定券だから、整然としていて混んでいないのかと思いきや、チケットカウンターは長蛇の列。引き換えの時間が指定されているにも関わらずこの混み具合だから、時間指定がなかったら混雑だけでなく、大混乱していたかも。すごい人気ですね~びっくり。展望台は広々しているので、大勢の人がいても、わりとゆったりみて回る事が出来ました。。
~ある日のつぶやき~
遠い遠い昔は、これほど高い建物などなかった(はず)。だが人々は鳥を見て大空を飛ぶイメージを持ち、上空から自分たちの暮らす地上を眺める・・という想像はしていたんじゃないかと思う。そしてその想像は、実際に高い建物から見ている今の景色と余り違わない・・という気がする。見る・行動するということは尊くて強いが、想像することもまた尊く、道標になるものだと感じる。。