もともと「いちじく」が大好きなんです。
生はもちろん、ジャムなどの加工品も好き。
さてさて、この写真。これも「いちじく」なんです。
島根県多伎町産の「干しいちじく」。
南船場の「みちのたより」で購入した商品です。
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とある休日。
夫と心斎橋に出かけた際、「みちのたより」に立ち寄りました。
心斎橋駅から徒歩数分。緑色のポストが目印です。
「みちのたより」は、道の駅のセレクトショップ。扱っているのは・・。
店長さんが、日本全国の道の駅へ行って見つけてこられた品々。
置いてある商品を見ているだけで、国内の色んな所を旅している気分。
ここにくると気になる商品がたくさんあるので、いつもわくわくします。
今回は、好物のいちじく商品にしました。
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島根県多伎町のいちじく。実は初めてではありません。
結婚当初、まだ広島に住んでいた時に、ドライブで島根へ行きました。
途中立ち寄った道の駅で、いちじく商品をお土産に買ったのが最初です。
個包装の一袋にふたつ、入っていました。
では、いただきます。
干しいちじく、とありますが、これはかなりしっとりしています。
原材料名を見ると、いちじくの他、てん菜糖、ワイン、レモン果汁・・。
それらで煮込んで、その後乾燥させたものなんでしょうか。
ひと口かじると・・おぉこれは、とてもおいしいです。
なんというか、芳醇な味。
ぎゅぎゅっと濃縮したいちじくの風味が、食べると広がっていくような。
いちじくの質の良さもあると思いますが、味付けが邪魔になってない。
ちゃんと引き立てて、一品のデザートともいえる仕上がり。すごい。
濃厚なので、洋酒と合わせておつまみにも良さそう。
これはただの干しいちじくじゃないな・・。
ただの干しいちじくも大好きですが(笑)、また違った個性を持っています。
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袋の説明によると・・。
多岐いちじくの品種は、蓬莱柿(ほうらいし)というもの。
寛永年間に日本に伝えられた品種なんだそう。
いちじくの中でも特に食物繊維、ポリフェノールを多く含んでいて
希少価値の高い品種、とあります。
日本海に面し、水はけが良い土壌に加え・・。
潮風と山おろしのある多伎町の風土。
これがいちじく栽培に適しているんだとか。
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島根県多伎町産のいちじくで・・しっとり「干しいちじく」。
お皿にのって出てきても不思議じゃない、高級感ある味わい。
それを手軽にぱくっと食べられるなんて。
なんとも贅沢な気分にさせてくれる一品でした。
ありがとうございます。
袋にあった地図です。簡単な地図ですが、これを見るとどうやら出雲大社と石見銀山の中間のあたりに多伎町があるのかな。私達が以前立ち寄った道の駅は「キララ多伎」というところで、目の前に見える海がキラキラ光り、なんとも良い景色だったのを覚えています。「みちのたより」では他にもお土産を購入しました。次回に続く・・。。
~ある日のつぶやき~
日常生活で、ふと気づく事やそうだったのかぁ・・と分かる瞬間がある。先日の気づきは、流れにまかせること、執着を手放すことの大切さ。分かっているつもりでもつい忘れがちになるのだが、改めて確認できた。心配なことがあると、心の中でそれを飴玉のようにころがして、苦味を確かめるように何度も何度も思い返してしまう・・という経験は誰にでもあるんじゃないか。でも実際は心配なんぞしなくても、やるべきことをやっていたら、いつもちゃんとちょうどいい、最良の結果が出ているものなのだ。そうだった、そうだった、と安堵した。何度も同じことを忘れては思い出し、安心することの繰り返し・・それでも無駄じゃない。生きていくというのは、きっとそういうことなんだ。。