ひっさしぶりにおいしいクリームパンを食べました。
外のパン生地が、とてつもなくしっとりしてます。
これがクリームじゃないかと思うほど。
中のカスタードは言うに及ばず・・。
と言いつつ言うと、卵の風味が強い、ぽわぽわした食感。
理想です。あーおいしかった!
夫はこれ。
ハードなフランスパン生地に、ハムとチーズがのっかったもの。
ひきの強い生地がほんとにおいしくて。
あーここのフランスパンが食べたい!と思いました。
この後予定があったので、お土産用パンの購入は見送り・・。
でもここのフランスパンを食べたい、と思った感覚。
それは正しかった!気がする。まだ食べてないけど。
というのも・・。
これらのパンを購入したのは京都にある「進々堂」。
日本に初めてフランスパンを紹介したのがここ、進々堂なんだとか。
へぇ~。そして、今年がちょうど創業100周年とのこと。
お店にあった小冊子を頂いたので、拝見しました。
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進々堂の初代、続木斉(つづき ひとし)氏。
内村鑑三の門下生となった氏は、聖書などの書や詩歌に親しみ・・。
やがてパン屋を始め、渡仏してパン作りの知識と技術を学びます。
パンの耳を残す人も多かった時代に、堅焼きのフランスパン。
本場の味とはいえ、その魅力が浸透するまでには・・。
一筋縄ではいかなかったよう。
「美はしきフランスパン」という自作の詩。
これを新聞紙上に出すなどして、美味しさを伝える努力をしたんだそう。
情熱と研鑽、努力と誠実・・で作られたフランスパンなんですねー。
あぁ、次はぜひともフランスパンを食べるぞ!
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お昼ご飯を軽く食べて家を出てきたというのに。
進々堂のショーケース前にて。あ、おいしそう~。あれ、なんだろう。
と、ガラスへはりつかんばかりに近づき、パンを見つめる私。
夫が、何か買ってちょっと食べる?と提案してくれたので。
さきの二つをたいらげた、というのが流れです。笑
それから本来の目的地に向かいました。
こちら。
「よくばり コトコト こけし博 2013」。
こけし、こけし、こけし・・。
あっちもこっちもこけしでいっぱい、の「こけし博」へ行くため。
今回夫と二人で京都に来たのでした。
関東に住むお友達が、作家としてこけし作品を出展しているので。
彼女に会いに行く!というのが大きな目的。
元々は「錦湯」という銭湯だった場所が会場。
リフォームしてるのかなと思いきや、まんまでした。笑
浴槽や壁を利用して所せましと展示されている、こけし達。
嫁や彼女の付き添いという感じじゃなく。
一人で来たっぽい男性の姿が結構多かったです。意外!
でもこけしって、見れば見るほど奥が深い感じ。
そっけない表情であればあるほど、ぐぐっと心つかまれる。
愛らしいツンデレだと思います。
会場内で友達に会い、再会を喜んで・・。
三人で、とある場所に向かいました。
その途中、信号待ちをしていたら・・。
わわわー。
桜が咲いてる。この木だけ満開。
あー得した気分。
だってこの日はまだ、桜は咲き始め・・といった風情だったから。
「良い時に(京都に)来たね~」と話しながら歩きました。
京都編、続く・・。
ありがとうございます。
うー、進々堂のパンがあんなにおいしいとは全然知らなかった・・。クリームパンも間違いなく私が好きなトップ圏内に入る味。いつかは買って食べてみようと思っていた進々堂のパン。値段だって気取ってなくて、面白い新商品もいろいろ。それで本格派なんて、やるなー!という感じ。カフェも気になるし・・。京都は和菓子も洋菓子もパンもレベル高し。胃袋はちいさなのがひとつっきりだから、ほんとあれもこれも食べたいのにーと、いつもぎりぎりしてしまいます。次はフランスパン。。
~ある日のつぶやき~
先日のこと。電車にお母さんとちびっこきょうだいが乗ってきた。4~5歳の女の子と、ちびのボク。彼は1~2才かなぁ・・。と、次の次の駅で、女子大生が数人乗ってきた。ちょうどきょうだいの前に。「あ、可愛いー。ばいばい」と手を振るおねえさん。と、ボクは座席に座っていたのに、すっくと立ち上がり愛嬌をふりまくではないか。嗚呼やはり、綺麗なおねえさんってわかるんだね、好きなんだね。100まで続く三つ子の魂がキラキラ輝くのを垣間見た瞬間だった。。