またまたおいしい「きつねうどん」を食べてきました。
少しこぶりで厚めのおあげさんは・・。
豆腐屋さんに特注している、手揚げのものなんだとか。
期待高まる・・。
ここでいいのかな、と初めて歩く場所に不安を感じていたら・・。
住宅街の中、「紅葉庵」の看板が見えてきました。
靴はぬいで上がるシステム。
窓際に座りました。
簾越しにお店の暖簾・・「手打ちうどん 紅葉庵」。
こちらは毎朝その日分のうどんを作っているんだそう。
そしてオーダーを受けてから茹で上げる・・。
なので少し時間がかかってしまうんだとか。
この日は夫と私が一番乗りでした。
だからか、待ち時間もそんなになかった印象。
あの「道頓堀今井」で10年以上修行されたという、こちらの店主さん。
先日食べた「道頓堀今井」のきつねうどんの味・・本当に最高でした。
こちらのお店も「きつねうどん」が本命かつ一番人気とあります。
それは是非注文せねば、と私は「きつねうどん」を。
夫は自らの欲するまま(笑)「カレーうどん」を注文。
カレーうどんは、優しい味。
北海道産昆布&宮崎産サバとウルメを使っているという出汁。
スパイスよりも、この出汁がぐっと際立っている印象。
そして「きつねうどん」。
特製のおあげさんが、ふっくらふくふく。
出汁を吸って、じゅわっとふくらんでいます。
手ごね、手切りのうどんも、こしがあって・・。
少しまばらなところも味。おいしいです。
道頓堀今井が、軽やかで澄んだ印象だとしたら。
こちらはよりコクがあって、後味でじわじわ深みを感じる・・。
この違いがお店の個性なんでしょうね。
そうそう、勧められるまま、セットで頼んでいた日替わり丼。
この日はそぼろ丼でした。半熟卵がのってかってます。
崩すとこの通り。
私のうどんとセットになっていたこの丼。
ほぼ全て夫がたいらげました(笑)。少し貰うと・・。
このミニサイズのそぼろ丼も手抜きのない味。
おいしかったです。
たまたま近くに用事があって訪れた「紅葉庵」。
近所の常連さんも、私たちみたいな一見さんも。
ひっきりなしに訪れて、常に満席。
途切れない客の波が味を物語っています。
特製のおあげさんが魅力の「きつねうどん」。
看板メニューだというのも納得のおいしさでした。
ありがとうございます。
道頓堀今井のうどん、ほんとおいしくて衝撃的でした。そこで修行して独立した方のお店ということで、やはりおいしかったです。場所は、江坂駅から東に徒歩数分といったところでしょうか。初めて来たエリアなのですが、住宅街にもこんな実力派のうどん店があるというのが、大阪うどん文化の奥深さなのかもしれませんね。もともと好きだったきつねうどん。ちょっとはまってしまいそうです。。
~ある日のつぶやき~
関東ではそばをずっと食べていた。外食でも、そばばかり。実際そばがおいしかったし。だけどこちらに来てからは、断然うどんに惹かれる。お店のショーケースを見ても、目がうどんにばかり吸い寄せられる。やはり風土、文化の違いを知らず知らず感じているからだろうか。郷に入っては郷に従え・・というのは、食べものに関してもそうなんだなーと実感。これからも、出汁が命、おいしいうどんを色々食べたいな。。