なんとも風情のある器・・。
竹筒入りの「生茶ゼリイ 抹茶」を頂いてきました。
JR宇治駅から歩いて・・2分くらいでしょうか。
江戸時代、安政6年創業の茶商「中村藤吉本店」。
宇治駅のロータリーからも見えます、この暖簾。
平等院や、京都駅近くのビル内にも支店があるそう。
今回本店に初訪問です。
お店は10時開店で、カフェ営業は11時から。
並ぶと聞いていたので、少しだけ早めに行ってみると・・。
私たちは三番目。まずまずの順番です。
カフェ開店まであと数分。
見事なお庭を見せて貰う事にしました。
庭の中心にどーんとある、この「くろまつ」。
樹齢200年を超えるくろまつで「宝来舟松」というのだそう。
宝舟の形になっているんです。
横から撮ってみたんですが、分かるかなー。
数寄者だった二代目が家業安全を祈って植えさせたのだとか。
こちらの建物といい、庭といい、昔の茶商とはこうだったのかと・・。
往時をしのばせるものがあちこちにあり、気分はすっかり江戸時代。
働いておられる方々が全員着物だと、よりしっくりくるんじゃないか。
そう思わせる、昔ながらの歴史ある風情が随所に感じられます。
製茶工場だった場所を改築したという、カフェ。
天井高8メートルの吹き抜け空間もそのまま生かしてあります。
和モダンな調度で、落ち着いた雰囲気。
店内席と、こちらテラス席があるとのこと。
私たちは名前を書く表の、テラス席希望に○をつけました。
あ、開店です!
テラス席に座り、メニュー表を繰ります。
夫はシフォンケーキなどが盛りあわされた「宇治のふきよせ」を。
私は「生茶ゼリイ 抹茶」と、ほうじ茶をオーダーしました。
見事な宝来舟松を目の前に、わくわく到着を待ちます。
ほうじ茶がきました。
まずは茶葉にお湯を注いで・・60秒待つ。
それから注ぐと・・。
ほうじたお茶の良い香りが漂います。この香りが大好き。
あーおいし。
こちらは夫が注文した「宇治のふきよせ」。
シフォンケーキを少し貰いました。ふわっふわです。
そして軽やかな食感の中でも、抹茶の存在感はしっかりと。
ソフトクリームの中に、あれがありました。
ぶぶづけに入っている小さなあられ。
これが思わぬヒット。
両方おいしかったです。
抹茶の生茶ゼリイは・・。
お茶そのものを空気と一緒にふわりと固めたような。
クリアなお茶の風味を感じます。
白玉・抹茶アイス・つぶあんと一緒に食べると、これまた美味。
凍らせた竹の器が一段と気分を盛り上げてくれます。
ふるふるの「生茶ゼリイ 抹茶」。
そして、あったかくて薫り高いほうじ茶。
お庭の緑を見ながら、お茶の甘味。
これ以上ないロケーションと味のコラボでした。
ありがとうございます。
ほうじ茶のお茶請けでついてきた、お茶を使ったチョコレート。抹茶と、ほうじ茶だったかな。どちらもおいしかったです。ほんとにどれもおいしくて、価格もお得だなーという印象。京都だとわりと高価なスイーツもある中、とても良心的な価格だし、建物も含め、雰囲気・味・価格、三拍子揃った良いお店だと思いました。次は焼き菓子をご紹介。。
~ある日のつぶやき~
ある懸念がある時、それについて今現在出来ることは、全てやりつくした。だからもう考えないようにしよう・・と思っても、心の底ではいつも気にかかり、知らず知らずそれがストレスとなって、体調を崩す。ということ、誰しも大なり小なりあるのではないか。考えても仕方ないことで、どうすることもできないのに・・と自分を責めたり。原因が誰か他の人にあるなら、その人に対して怒りを燃やしてみたり。どちらも経験があるから、すごくよく分かる。だけどこれらはやっぱり心身にとってよくない。ので、軽減するため、どうにかする必要がある。原因を取り除ければ苦労はないが、動かせないなら心持ちを変えるしかない。未来にこうなる可能性がある、これからこうなったらどうしたらいいのか。状況を冷静に捉え、その都度出来る事を考え、行動出来る時にする。ここまでやったら、後は今の事だけを考える。これが本当に大事なんだなと思った。病気をしても、ストレスでつぶされそうになっても。それでも今生きている。そのことだけで素晴らしいんだから、感謝して、なるべく明るく暮らす。明るい心でいたら、その積み重ねで未来も明るいはず。そう信じて、未来も大事だけど、明るい今にフォーカスして生きていきたい。。