今日も”発酵もの”シリーズです。写真はスイカの皮で作った漬物。
黒ごまをぱらっとふったら、なんだかこれ自体がスイカっぽくなりました。
ミニチュアのスイカみたい。
あー久しぶりに買いました、丸ごと1個のスイカ。
ぱんっと張り切ったスイカで、包丁を少し入れたらパキパキいいながら自然と開く感じ。断面がみずみずしい!これをまずは頂きます。
三角に切って下の皮側を持って・・とやると、食べる時に手が汚れるので、我が家ではひと口サイズに切って、どどんと器にてんこ盛りして食べることが多いです。
この時は手近にあった丼に入れました。豪快すぎ?実はこの丼ぶん、一人で食べてしまいました。
さ、食べ終わった後は、いよいよ漬物作り。
いつもより果肉の部分を多めに残しておいた皮を、漬けやすいようにカット。
ここからは簡単。塩でもんで、数時間から一晩おくだけ。
食べる時に塩を軽く洗ったら完成しました。
これだけなんですが、ちゃんと漬物になっているんです。
あっさりしているので、どんどん箸がすすむ・・。美味!
スイカの皮は塩でもむだけでなく、味噌床にも漬けてみました。
写真は、にんじんの味噌漬けも一緒に3種お皿にのっけたところ。
このスイカの味噌漬けが・・私、いっちばん気に入りました。
奈良漬みたいで、本当においしいんです。「うり」の歯ごたえ、濃い旨み・・。
スイカ、昔から大好きで沢山食べてきたけど、皮を漬物にしたのは初めて。
これからは漬物を作ることにもはまりそうです。
ありがとうございます。
広島にいた頃、とても安い八百屋さんが近くにあり、週に1回は丸ごとスイカを買っていました。夫婦2人して2~3日で食べきるんです。ごはんが入らなくなるくらい、食べてしまう・・^^;それくらい好きです、スイカ。こちらではカットしたものか、安売りしてる時だけ購入していて、今回午前中にスーパーへ行けたので無事ゲット。安い、嬉しい!という気持ちが先立ち、私一人で歩いて来ている(=自力で持ち帰らないといけない)ことをすっかり忘れていました。帰り道、大変だったけど、おいしかったからいっか~。。
~ある日のつぶやき~
今回スイカを買う時の話。売り場でひとつ持ち上げてカゴに入れようとしたら、横からおじさんが手を伸ばしてきて、指でパチンっと私が持っているスイカをはじいた。驚いて見ると「スイカの見分け方を知ってますか?」と、おじさん。「いいえ」というと、「軽くはじいてパンっという音がするのがいいんです。これはボンっていってるから中身は古くなりかけてますね」と私が持っているスイカを指して言う。え!・・そう言われてこれ買うとケンカ売ってることになるかな、と置き直し、ふむふむ・・と話を聞いていたら、まわりにギャラリーが集まってきた。私には音の違いがいまいち分からなかったので、どれがいいか見た目で判断していたら「私が思うにこれとこれがいいでしょう」とおじさんは2つのスイカを指した。それをぼーっと見ていたら、ひとつは誰かがすぐ、さぁっと持っていってしまった。もうひとつは私もいいなと思ったもので、目の前にあったため手に取ることができた。カゴに入れたスイカをおじさんに「これはどうでしょう」と見て貰っている奥様も現れ、スイカ売り場は人だかり。そこを離れながら「ほんとにおいしいんだろうねーおじさん!(笑)」と思いながら買って帰ったスイカ。これが、おいしかった。なんだか分からないけど流れにのってみるのもいいもんだ。おじさん、ありがとう~。。