先日買った米麹(こめこうじ)の残りを使って、塩麹を作りました。
それを使って作ったのが写真の「たことみょうがの塩麹マリネ」。乾燥バジルの葉を入れて、すっきりした味に。
これは仕込み初日のもの。7~10日後に完成とのこと。
こうしてみると、初日のは真っ白で、白米そのものに見えます。
で、これが7日後のもの。連日の気温の高さで十分発酵しているだろう、と丸7日で完成としました。ベージュ色になり、とろりとしています。
少しなめてみたら、甘酒の甘さが随分かすかになったものに濃い塩味がついている、という感じ。旨みがあるのにくせがない。なんとも慕わしい味がします。ここに・・。
茹でた「たこ」と刻んだみょうが、バジルの葉を入れて混ぜたら出来上がり。塩麹さえ作っておけば、簡単・簡単!
塩麹の塩気が強い気がしたので、たこは塩もみせず、そのまま入れました。夕飯までしばらく置いておきます。
数時間たったものを、いただきます。おー、これはまろやかな味。ふんわりして後味も良いです。漬物全般が苦手な夫もこれは気に入った様子。
発酵といっても、ものによってくせがあったりなかったりするから、発酵ものが苦手な人でもきっと、これなら大丈夫!という発酵食品に出会えるんじゃないかなー。
発酵好きにも、苦手な人にも、米麹を使った「塩麹」の料理、おすすめです。
ありがとうございます。
塩麹のレシピは検索したらすぐヒットすると思います。私は大体の材料を見て、今あるもので適当に作りました。それでもかなり満足する味になったので、きっと誰でも簡単に出来るはず。節電&外出時には一切の電気を切っているから、室内は相当な暑さになっていたと思うのですが、「常温で」とあったのでそのまま放置して7日間。何が起こっていたかはうかがい知れませんが、米麹がなにやらおいしいものに変身していました。既に色々使ってもうなくなりそうなので、また仕込んでおきたいです。。
~ある日のつぶやき~
塩麹を作っている途中、一日に一度はかき混ぜていた。すると、ぽくっと泡が出ることがあり、「生きてる、生きてる・・どんどん発酵しておくれー」と、にまにま自然と笑みがこぼれた。おいしくなってねーという気持ちでかき混ぜたらおいしくなる。雑~な気持ちでほれほれっとやっていたら、なんだか気の抜けた味になるのは、他の料理で分かっている。ほったらかしとけば出来る、というのも外れてはいないだろうが、ちょっと気持ちを込めることで味は随分良くなるものだ、と思っている。。