浅草の喫茶店「金龍」でミックスサンドをランチに食べました。ふっくらした食パンの中には、ハム、きゅうり、たまごの王道トリオがサンドされています。ハムの塩気、ぽりぽりきゅうり、やわやわたまご・・。目の前で丁寧に作ってくれたおかみさんの優しさが味になってました。おいしい!
影がどこにもないカンカン照りの中、ほおずき市をひやかした後、軽く何か食べたいなと思って、細い横道に入ったら・・。
出会ったのが、喫茶店「金龍」。
二階には洗濯物が干してあり、のんびりした雰囲気。いいな。ここにしよう!
入店したら冷房のひんやり涼しい風に迎えられ、助かったーと思いました。それくらい、外にいるとキケンを感じる暑さ。店内は満席、カウンターに案内され、ミックスサンドとあるものを注文しました。
サンドと一緒に「はいどうぞー」と出してくれた食卓塩。
カウンターから、目の前のキッチンを見ていると面白い。
長ーい食パンをサンドにしてはすこぉし分厚めにカットして、具をのっけて挟み、パン耳の部分をカットする。一連の無駄のない流れが心地良いです。
おかみさん含め、店員さんは全員女性。若い女の子、妙齢の女性・・。○○ちゃんと互いに名前で呼び合って、とても良い連携で接客されていました。ここはいい。雰囲気がとても気に入りました。またこようっと。
おまけ。
金龍からの帰り道、あるお店の店先にいらっしゃった、らんちゅうの「ぷり太郎」先生です。
もう、どんだけ可愛いんだー。ニコニコしながらシャッターをきっていたら、お店から出てきたお客さんが「可愛いよねーぷり太郎」と言って、しばし見つめていました。
何屋さんだったか覚えてないのに、ぷり太郎のプリティぶりは忘れられない。見事な体躯の金魚に心奪われたひととき・・。
ありがとうございます。
ほおずき市の浅草、どこに行っても飲食店は長蛇の列。天丼の大黒屋、うなぎの小柳など有名店はもちろん、路地裏の小さな店もそうです。そんな中、参道近くにこんなオアシスがあったなんて、小躍りしたくなるほど嬉しくなりました。といっても、ここ「金龍」もひっきりなしにお客さんが入ってきて、常に満席なんです。でもなぜか、ゆったりした雰囲気っていうのがいいなと思いました。次はミックスサンドの後に頂いたものをご紹介・・。。
~ある日のつぶやき~
実家の小さな庭にある、これまた小さな小さな池。山の湧き水がそこに溜まってできたようだ。そこに、幼いころお祭りの縁日でとった金魚を数匹入れていた。金魚はすくすく育ち、特にエサをやっている訳でもないのに、数年たつと10cmくらいに成長しているものさえいた。ある日のこと、ふと池を見ると、金魚の数が少なくなっているような・・。よくよく目を凝らしたらザリガニがいる。なんということ。隔離しようにも水槽がない。ザリガニ触るのも怖いし・・。だけど心配をよそに、大きな金魚とザリガニは共存していた。こういうことってあるんだな・・。ちなみにその池にはおたまじゃくしもいた。夏の夜、21時頃になったら、成長した彼らがいっせいにケロケロと大合唱を始める。で、ほどなくしたら静かになる。夜10時頃だったか、には、窓ガラスにヤモリが毎日ぴたっと張り付いていた。ベージュ色のおなかが見える。みつけた時は「ややっ!」と思うけど、じきに慣れてそのうち姿を見るのが楽しみになった。決まった時間にあらわれるのが不思議。ムカデや蚊には閉口したけど、身の回りにはいろんな小さい命があって体内時計に沿って生きているのを知った。生き物って面白い。。