去年行けなかった「ほおずき市」へ行ってきました。
毎年7月9・10日の両日おこなわれ、四万六千日分のご利益があると言われているそう。雷除(かみなりよけ)のお札も有名です。
ものすごい暑さ、人出。覚悟してはいましたが、やはり、という感じです。いざ!
参道を歩いていくと、浅草寺に近い辺りからほおずきのお店が見え始めました。枝もの、鉢ものがところせましと並んでおり、お客さんも目を凝らして選んでいます。
はい、まいどー。お買い上げ。お店のおねえさん、記念写真のリクエストに鉢を持ってポーズ。
ほおずき市といえば、売り子さんである粋でいなせな女性たちの姿が印象的。
おちびさん。衣装、草履、麦わら帽子もよく似合っています。
よっ!と声をかけたくなる立ち姿。
浴衣での参拝客も多く、やはり日本人、和装姿がとても好ましく目に映りました。浴衣姿に橙のほおずきの鉢、水撒く光景は涼しけれども、いかんせん、この日は猛暑日。体感で確実にそれだと分かります。今年ほおずきは眼福のみで。さ、移動です。
うわー、お昼もまだなのにこういうのを見てしまうと、食べたくなってしまいます。このショーウィンドーは、池波正太郎、手塚治虫、などなど著名な作家達が通ったという喫茶店「アンヂェラス」のもの。大行列でした。そろそろおなかがすいてきたので、どこかで何か食べたいな・・。
ありがとうございます。
以前アンヂェラスに行った時の記事は、この日* にアップしています。もう随分たってしまいました。こじんまりした店内ながら、落ち着きと趣きがあって、シックな茶の調度品も素敵なんです。次はすいている平日に来たいな~。。
~ある日のつぶやき~
ほおずき市の売り子さんたちを見ていると、遠い昔、江戸時代もこうやって声を出して客を呼びとめ、威勢良く商いしていたんだろうなーと思う。そうしたら、ふと周りの風景が江戸の時代に戻ったような気がする。数百年たっていても、変わらない風景。伝法なお姐さん、可憐なおねえさん、浴衣の襟をぐぐっと抜いた婀娜な売り子さんなどなど。今も昔も女性はいいな。そう思った。。