発酵食、万歳!米麹を使った「きゅうり漬け」

ありがとうな毎日 seeding of the happiness

昔から発酵食品が好きなんです。味噌、醤油は言うに及ばず、納豆、チーズ、漬物などなど。食べ物の持つ酵素にも注目していて、自分のおなかが善玉菌あふれる上質な「ぬかどこ」になってくれればいい!と思っている私。

今回作ったのは米麹(こうじ)を使った漬物です。米麹で、酵素を生かし発酵させる・・なんて素敵なの!という訳で、本に紹介されていたレシピを参考に、主役は「きゅうり」にご登場願いました。

ありがとうな毎日 seeding of the happiness

米麹はスーパーで売られていたものを使用。においを嗅ぐと、甘酸っぱい香りがほんのり優しく漂って・・なんだかノスタルジックな感じ。では。合わせた漬け汁に米麹などを入れて混ぜ混ぜ。ジッパー袋にカットしたきゅうりと漬け汁を入れたら、あとは麹が発酵してくれるのを待つだけ。この時点では透明な漬け汁。

ありがとうな毎日 seeding of the happiness

はい、これは2日後のもの。漬け汁が少し色づいてきてますね。私、勘違いしていて、漬け汁に入れて2時間で完成すると思ってたんです。何気なく本を確認したら、2時間じゃなく、2日。え?今日の夕飯に間に合わないじゃん・・。軽くショックでしたが、そこはそれ、意図せず存在を忘れていたため、あっさり2日後がきました。

ありがとうな毎日 seeding of the happiness

では、いただきます。うんうん、これはね、くせがなくておいしいです。発酵好きとしては、もっと個性が強くてもいいんだよーと言いたくなるくらい淡白。

ここで夫に試食して貰いました。夫は漬物苦手、納豆もってのほか、というアンチ漬物派。しぶしぶ口にして数秒後、「これなら大丈夫」とのこと。なぜ漬物が苦手なのか夫にインタビューしたところ、においがダメ、とばっさり。

確かにこの米麹の漬物は漬物独特のにおいがなく、酸味もまろやか。印象としては浅漬けよりあっさりしています。でもこの中には酵素がたーくさん。

おいしく食べて、知らぬ間に胃腸の中は酵素でいっぱい・・素敵すぎる~。

家族の健康のためにも、米麹の漬物、ちょっと続けてみよう。

ありがとうございます。
ありがとうな毎日 seeding of the happiness 広島にいた頃、三五八漬けを作ったことがありました。あれも甘くて好きだったんですが、なんせ大量に出来るのに消費は一人。引越しも繰り返すこと数回・・そのうち漬物作りから遠ざかっていました。その頃は毎年梅干も作っていたんですが、こっちに来てからはベランダが狭いので何もできず。いつか復活できるといいなと思っています。で、今回の米麹漬け物。これは、作っている最中の匂いがなくて、普通に冷蔵庫に入れておけるのもいいなと思いました。漬物好きには大丈夫なレベルのにおいでも、漬物苦手な人のセンサーには鋭く反応するようで・・。おいしいもの・ヘルシーなものの導入も大事ですが、家内安全、けんかせずにすごすのも大事ですからね。ストレスは腸内環境にも良くないので。総合的な健康、目指してます^^

~ある日のつぶやき~

今回の漬物でもそうだが、嫌いな人にとって「そこがいや!」という部分が、好きな人には「そこがいい!」となるのが面白い。個性ってこういうもんなんだろうな~。ちなみにうちで騒動となるのは、漬物、納豆のほかチーズも。コンテは二人とも好きなのでこれを買うのはいいとして、ブルーチーズなどは導入が許されない。青カビと聞いただけで、「えぇ~」と、ひきまくる夫。まーまーだまされたと思って・・という言葉の入る隙もない。かくして漬物もくせのあるチーズも一人で外食する時に、ということになる。けど、そんな機会めったにない。米麹漬けでアンチ漬物の牙城を崩せるか・・やってみる価値はある、と思う。。