写真はベトナムのお菓子で、蓮の実をローストしたもの。
切り目に、おちょぼ口のような茶の色がついています。
袋を開けたら待ちかねたように、ころころと出てきました。
ベトナム旅行に行った友人が送ってくれたお土産。
その中に入っていたのが、この蓮の実のロースト。
蓮の花や根っこであるレンコンには親しんでいますが、実を食べるのは初めて。
こりっとした歯ごたえ。味は・・ポテト!そう、じゃがいもに似ています。
素朴な味だから、追いかけるようにどんどん食べすすんでしまう・・。
あー、これはおいしいなー。
ふと思いついて、耐熱ガラスのコップに蓮の実を入れ・・。
お湯を入れてしばらく待ってから頂いてみました。香りは「コーン茶」に似ています。
蓮の実がお湯でもどり、ほくほく感がさらに増して、これまたおいしいです。
うんうん、ベトナムのお菓子もいいねぇ。
頂き物で、知らない味に出会えるのって嬉しくて幸せ。感謝です。
ありがとうございます。
私は素朴な食べ物が大好き。炒り豆も定番おやつですし、最近はまっている野菜スティックも、野菜を切っただけのもの。今回の蓮の実のローストも、これまたどんぴしゃな味でした。蓮は握りこぶし大のつぼみからきりっとした輪郭の美しい花を咲かせ、根は蓮根(れんこん)としてもよく知られていますが、その実を意識して味わったのは今回が初めて。何かの料理に入っていたのを食べたことは多分あると思うけれど、澱粉質だから他の味にまぎれてしまってたんだと思います。脳内シナプスに蓮の実はおいしい、としっかり伝達されたので、今後は蓮を見る目が変わりそう・・^^。。
~ある日のつぶやき~
炒り豆って小さい頃は余り味が分からなかった。節分の時、年の数だけ食べる・・ということ以外に食べる機会はなかった。けれど、大人になって食べてみたら、これが滋味あふれるというか、しみじみじんわりおいしくて。お・・、と地味ながら目を見開かされた思い。置いておくと、つい手が伸びる炒り豆。その素朴な味わいは味覚をリセットしてくれるような気がして、何気に好ましい存在なのである。。